ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

妙見山(標高1139m)

2010年09月28日 | 山のはなし
9月19日(日) 晴れ
高速道路無料化でただの舞鶴道北近畿道を通って行ってきました。
妙見キャンプ場手前のPに車を置きます。
ここでもう標高800m近くあります。
見晴台、妙見山頂、妙見峠、名草神社とまわります。
ブナやミズナラ、杉の大木の中を登ります。
山頂は標高が高いのに、まったく展望がありません。
妙見峠には古いお地蔵様が2体、そして名草神社までは丁石仏の道しるべがあります。


平安時代から多くの信仰を集めたという名草神社


神社の手前には巨大な妙見杉が林立している。
この杉が出雲大社に献上、その見返りに送られたのがこの三重の塔

行程は3時間ほどでしたが、歴史と自然にひたるロマンの山旅でした。
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木曽駒ヶ岳~空木岳(2)

2010年09月23日 | 百名山登山
9月11日 檜尾避難小屋6:00---熊沢岳8:00---東川岳9:30---木曽殿山荘9:50/10:20---空木岳12:00---池山小屋16:00
今日の空木岳避難小屋までなので、ゆっくり寝ているつもりだったけど、午前3時にカップルが起き出して、3時30分に小屋を出て行った。静かに用意はしていたけどやっぱり目が覚めて、5時には準備万端。
檜尾岳山頂でご来光をみようと外に出たけど、山頂はガスがかかっている。
仕方ないので小屋の前で待つこと30分、
でもガスが下りてきてぼんやりした日の出しか見れなかった。


歩き始めるとガスがどんどん上がって青空が広がる

縦走路からずっと横に見える三の沢岳と御嶽山


おもしろい形の岩、近づくとこんな形に


熊沢岳、東川岳と越えて、激下りで木曽殿山荘に予定通り到着します。
水場は連日の晴天で枯れているとか、
山荘で水(ミネラルウォーター500m300円)1人3本購入します。
ところが山荘のおばさんが、
「空木避難小屋は今日は混むから下の池山小屋まで行った方がいいよ」
とおしえてくれました。あわてて水を1ℓ返品させてもらいました。


空木岳の登り、1時間30分、岩場もあって結構急登です。

この岩を越えると、伊那側の景色が広がっていました。
そしてすぐ空木岳(2863.7m)山頂でした。

山頂から 下山する尾根にある駒峯ヒュッテ、右中辺りに避難小屋が見えます。

岩が点在する稜線、さすが百名山なかなかおもしろい山です。
日帰り登山の人も多いようです。

下り4時間ヘロヘロになって、池山小屋到着します。
白樺の中に立つログハウス、小屋の前には水場もあって、私たち4人の貸切です。
ここまで下りてきてよかった!
登山口から2時間ぐらいなので、ここを利用する人は少ないようです。

9月12日 池山小屋7:30---池山7:50---駐車場9:40
今日は2時間下るだけなので、池山を通って下山しました。
駒ヶ根高原の早太郎温泉の一番風呂に入浴、その後
すぐ近くのお蕎麦やさんに入ります。
←Yさん撮影
よく冷えた細い麺で「わさびを麺に付けて食べてください」と言われて、
こんな食べ方始めて、お蕎麦も五平餅もすっごく美味しかった。

天気とメンバーに恵まれ久々にヒットの楽しい夏山縦走でした。
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木曽駒ヶ岳~空木岳(1)

2010年09月23日 | 山のはなし
9月10日~12日
夏山第2弾は中央アルプス縦走です。
ロープウェーや避難小屋が混むのを避けて、連休前の10~12で行ったのが、
大正解!人の少なく静かな山を楽しめました♪

9月10日 千畳敷カール8:30---浄土乗越9:20---木曽駒が岳10:30---宝剣11:45---極楽平14:45---檜尾岳16:00---檜尾避難小屋16:10
始発バスは午前7時、平日にもかかわらず並んでいます。
10分前に臨時も出て、それに乗り込みます。
ロープウェーで一気に標高2612mの千畳敷駅に到着、そこはもう雲上の世界です。

快晴、千畳敷に宝剣岳がそびえています。


正面には雲海の上に南アルプスの山並み、その向こうに富士山が頭を出しています。
千畳敷カールを横切って、浄土乗越へは50分ほどで到着。
あっという間に稜線です。
宝剣山荘にザックをデポし、空荷で駒ヶ岳に向かいます。
駒ヶ岳(2956.3m)まで登ると、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスまで360度の展望です。


木曽駒ヶ岳山頂からの展望


宝剣山荘と宝剣岳

宝剣山荘で今日泊る檜尾避難小屋は水場があるともことの情報で、
持ってきた水1.5Lを捨てます。

落ちたらアウトの鎖場を登って、宝剣岳(2931m)山頂へ

狭い山頂は2~3人も立てば満員です。左奥丸い山が木曽駒が岳です。


これから歩く縦走路、一番向こうが終点空木岳です。

宝剣からの下りも、鎖場の連続、
おもしろい岩場を下りたり、

岩の中をくぐったり♪


その後も結構アップダウンがあって、午後4時やっと檜尾岳(2727m)到着。
そこから避難小屋はすぐなのに、なぜかここで道み迷って…トホホ
それでも10分ほどで到着。

避難小屋は4人先客がいましたが、ゆったりです。
協力金1人1000円が要りますが、マットや寝袋まで置いてきれいです。
みんなで小屋から少し下った水場に水汲みに。ちょろちょろ流れる水を苦労して汲みます。戻るともう他の登山者は寝ています。まだ5時なのに…
遠慮しながら夕食を食べ、午後6時に就寝です。
夜トイレにいくと、眼下に街の灯りがきれいに見えていました。


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白馬岳~朝日岳縦走

2010年09月15日 | 山のはなし
今年の夏山は白馬岳~朝日岳の縦走したのだが、もう1ヶ月以上もたってしまって、記憶もあいまいになってしまった。
あまりスッキリしたお天気ではなかったけど、お花がいっぱい咲いていて、ゲップが出そうなほど満腹になった。

8月7日(土)神戸5:00---糸井川11:00(買い物、昼食)---蓮華温泉14:00

昼間車を走らせて糸井川経由で蓮華温泉へ、
糸井川では買い物をした後、回転寿司の「きときと寿司」でお昼ご飯を食べる。
ねたが新鮮、とくに鰤が美味しかった。
蓮華温泉では野天風呂めぐり、ガスって山は見えなかったけど、仙人の湯、薬師の湯両方に入ってまったりする。
キャンプ場でテントを張って、夕食を食べていると小雨が降ってきた。
寝る頃には止んでいたが明日の天気が心配だ。

<8月8日(日)蓮華温泉5:20---白馬大池9:40---小蓮華12:00山---白馬岳14:10---テント場15:00
2日目、朝はガスが濃く稜線は風も強かった。白馬大池はガスでほとんどみえず、このまま登っていいものか迷うようなお天気だった。

ガスの切れ目から白馬大池が


三国境に着く頃にはだいぶ天気が回復してきて、雪倉岳が見えてきた。


三国境のこまくさの群生


シャコタンソウ(白)とイブキジャコウソウ(ピンク)


白馬山頂に着く頃はガスの切れ目から後立山の山々も見え始め
まずまずの展望を楽しめた。夜は星も出て明日の天気を確信できたが…

8月9日(月)テント場5:00---白馬岳6:00---雪倉岳9:30---水平道分岐11:30---朝日平テント場14:30

しかし朝午前3時目覚めると、なんと雨が降っているではありませんか!
白馬山荘で天気予報を確認すると、「曇り」ということなので、
それを信じて、縦走を決行します。
白馬岳山頂もガスの中で休憩も取らず素通りです。
しかし三国境の分岐辺りから晴れ間がのぞいてきました。

雪倉岳避難小屋(居心地良さそうだった)
雪倉岳の登りもお花畑の中、ルンルンで登って行きます。
つぎつぎ現れるお花たちに、幸せいっぱい、疲れも感じません。





朝日岳分岐に来た頃には、またガスが出てきたので、
山頂へは行かず、水平道を歩きます。
水平道とは名ばかりで、結構アップダウンがあり、思ったより時間がかかりました。
朝日平キャンプ場は、水も豊富で快適です。
夕食は朝日小屋で小屋食(2000円)を頂いた。
朝日小屋の食事は美味しいという評判どおり、
メニューは、肉じゃが、唐揚、天ぷら、刻み山芋、カジキの昆布ジメ、お蕎麦
山小屋とは思えない豪華な食事だ。


日本海富山湾に夕日が沈みます

夜中Kさんが「星がきれいだから起きて見なきゃ損だ!」とみんなを起こした。満天の星空に天の川や流れ星が見えた。こんなにたくさんの星を見たのははじめてだった。

8月10日(火)朝日平4:30---朝日岳6:00---花園三角点8:40---白高地沢11:00---蓮華温泉14:10
朝3時起床4時30分出発、だいぶ準備にも慣れ30分早く出発できた。
朝は晴れていたが、朝日岳まできたらガスって何も見えなかった。
下り花園三角点あたりまでは木道が整備されて歩きやすかったが、
その後は道も悪くなり予定より時間がかかった。
白高地沢から蓮華温泉までは300mの登り返しがありしんどかった。
あと2時間ぐらいというところで雨が降り出したが、
本降りになる前午後2時にようやく蓮華温泉に到着した。
このコースは3日間とも行動時間が長くかったが、何とかお天気ももって、
毎日たくさんの高山植物を見ることができ、とても楽しいコースでだった。
コメント (2)
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