ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

水晶岳:56座目と笠ヶ岳:57座目(その2)

2014年09月28日 | 百名山登山
9月12日(金)
【2日目】双六小屋4:00…三俣山荘6:30/7:00…鷲羽岳8:30/8:55…ワリモ北分岐9:30…水晶岳(黒岳)11:30…ワリモ北分岐13:30…岩苔乗越14:40…三俣山荘15:40

今日は行程が長いので朝は3時起床、
談話室で準備しますが、誰も起きてきません。
午前4時真っ暗な中ヘッドランプを付けて出発します。
20分ほど登ってから、双六岳を迂回する短縮コースを選択。
午前5時、少しあたりが明るくなってきました。
槍のシルエットが浮かんでします。


午前5時30分日が登ります


三俣蓮華岳に日が当たりました。誰にも会いません。


三俣蓮華山荘が見えてきました。その向こうには大きく鷲羽岳がそびえています。
トイレに行きたいので、急いで下ります。


やっと最初のピークへの登り、気持ちが弾みます。


登るほど景色がどんどん広がり、たくさんの山が見えてきます。
右から、黒部五郎岳(北アルプスでまだ登っていない百名山2つのうちの一つです。)
三俣蓮華岳、双六岳、そして小さく三角形に見えるのが明日の目的地の笠ヶ岳です。


鷲羽岳2924.2m山頂、快晴です。絶景に30分も景色を楽しんでしまいました。


右が今日の目的地、水晶岳、左に見えるのが薬師岳、その下の台地が雲の平です。


真ん中が黒部五郎岳、左が三俣蓮華岳、左が雲ノ平、そして深く切れ込んだ谷が黒部川


そして、槍ヶ岳と穂高連山とすぐ下に見える鷲羽池


ここは北アルプスの中心みたいで、360度百名山が並んでします。
素晴らしい景色です。いつまでも眺めていたい!


しかし先は長いので、水晶岳に向けて歩き始まます


ワリモ岳を越えて、ワリモ岳分岐から水晶小屋に
ここまでは比較的歩きやすいなだらかな稜線です。
水晶小屋にザックをデポして、水晶岳まで往復します。


午前11:30 水晶岳2986m山頂、北アルプスでも最深部に位置する山、ゲット!


後立山や立山方面は雲が出始めています。
山頂から北に読売新道が黒部湖方面に伸びています。すぐ近くに赤牛岳が見えます。
右の稜線が裏銀座コース、遠くに針の岳が印象的です。


さあ、来た道を戻ります。途中水晶小屋でお昼とトイレ
鷲羽岳とワリモ岳


ワリモ岳分岐、予定より時間がかかっているので、短縮コースで黒部源流から戻ります。

沢沿いに結構下っていきます。1時間近くかかって、岩苔乗越


黒部川の渡渉点です。


黒部川源流の碑


あとは三俣山荘まで登り返しです。やっと今朝7時に通過した三俣山荘に戻ってきました。


夕食の食堂からは槍ヶ岳がみえます。ランプの灯るふんいきなある素敵な食堂です。


夕食は鹿肉のシチューです。
 
朝食はお弁当にしてもらい、朝と昼の2回に分けて食べます。

連休前の金曜日ですが、お天気がよいのでそこそこ人が泊まっています。、
それでも布団は一人1枚ゆっくり眠れました。
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水晶岳:56座目と笠ヶ岳:57座目(その1)

2014年09月26日 | 百名山登山
2014年9月10日(水)夜~14日(日)
夏山は鳥海山、尾瀬と登って膝の調子もよかったので、
北アルプスでまだ登っていない100名山、水晶岳と笠ヶ岳に登ることに。
8月は雨が多くなかなかアルプスに出かけられなくて、いらいら・・・
9月中旬やっとお天気が安定、10日に出発しました

日程
9/11【1日目】新穂高温泉…わさび平小屋…小池新道登山口…秩父沢出合…シシウドが原…鏡平山荘…弓折乗越…双六小屋
9/12【2日目】双六小屋…三俣山荘…鷲羽岳…ワリモ北分岐…水晶岳(黒岳)…ワリモ北分岐…徒渉点…三俣山荘
9/13【3日目】 三俣山荘…三俣蓮華岳…双六岳…双六小屋…弓折乗越…大ノマ乗越…秩父平…笠新道分岐…笠ヶ岳山荘
9/14【4日目】 笠ヶ岳山荘…笠新道分岐…杓子平…2000mの草付…笠新道登山口…新穂高温泉

水晶岳はアルプス最深部です。水平移動距離49.8km 積算標高差登り4.908km 下り4.908km
おまけに最後の笠新道はだれもが膝を痛めるという激下りです。
私の膝がどこまで持つか不安・・・
のんちゃんと二人なので、だめなら途中に下山もありかも・・・

神戸を10日20時に出発、新穂高の駐車場に午前1時30分到着
2人なので車中泊しましたが、のんちゃんは寝言を言うし、
午前4時ごろ激しい雨が降って、その雨音で目が覚めて、
ほとんど寝れませんでした。

9月11日
新穂高温泉6:30…わさび平小屋7:50…小池新道登山口8:15…秩父沢出合…シシウドが原11:05…鏡平山荘12:30…弓折乗越13:40…双六小屋15:15
午前5時、起きたころには雨は止んでましたが、どんよりした曇り空です。

新穂高の登山者用無料駐車場は平日というのにほぼ9割、車が止まっています。


新穂高温泉のバスターミナル。売店が無くなって、案内所になっていました。
トイレがすごくきれいです。


わさび平小屋、ここで水を補充。トイレも
北アルプスは小屋が多いので安心です。


イタドリヶ原、シシウドヶ原と休憩を入れながらゆっくり登ります。


少し小雨が降ったりして、鏡平小屋に着いたときははガスの中でした。
鏡平からはあと一息で稜線です。この時ガスが切れて槍が岳がみえました。


トラバースぎみの登山道から槍高の稜線を見ながら登ります。
右下に鏡平小屋と池が小さく見えます


弓折乗越に着いたときは、またガスがかかり始めました。


あとは稜線のアップダウンを繰り返し、
やっと双六山荘が見えてきました。寝不足がこたえてしんどい!

双六山荘の向こうには明日登る鷲羽岳が大きくそびえています。
たしかにその姿は鷲が羽を広げているようです。

やっと小屋に到着。
平日なのでゆったり泊まれます。8枚の布団の部屋に女子4人でした。

食事も美味しかったです。


このあたりはまだ夏の花が少し咲いていました。
 
  


翌日へ続く

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