2021年11月17日(水)
西神歴史クラブの日帰りバス旅行で奈良方面に行ってきました。
参加者29人、いい季節、コロナも落ち着いて中型バスは満員です。
コース:神戸---長谷寺---昼食---宇太水分(うだみまかり)神社中社---道の駅大宇陀---阿紀神社---大野寺石仏---室生寺---神戸
長谷寺
西国三十三ヶ所観音霊場第八番目札所、
真言宗豊山派の総本山として信仰を集めています。
仁王門(1889年再建)
登廊 長谷寺の象徴する階段状廊下です。
両脇にボタンの選定されたボタンの木がたくさんあります。
百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれています。
上りきったところが本堂です。
本堂にはご本尊十一面観世音菩薩が祭られています。
本堂は舞台造りになっていて、そこから五重塔が眺められます。
五重塔まで行ってみます
昭和29年に建てられた五重塔は「昭和の名塔」と言われています。
長谷寺と室生寺は奈良の有名なお寺ですが、
以前来た記憶はあるのですが、たぶん20年以上前です。
榛原のファミレスで早めのランチです。
宇太水分(うだみくまり)神社(中社)
大和の国東西南北に水を分配する神として祀られ、水の守り神として信仰されている。
本殿三棟(一殿国宝、二三殿重文)
神社のある菟田野地区は、酒蔵など古い町並みの残る地域です。
この後「道の駅大宇陀阿騎野」に立ち寄りお買い物、柿やミカンを購入します。
阿紀神社
松山城西口関門
この辺りも古い町並みが残っていて、薬の館や酒蔵などあります。
でもほとんど観光客の姿はありません。
大野寺 真言宗室生寺派
681年役小角により総研、空海がお堂を建立し「慈尊院弥勒寺」と称す。
お寺の対岸に弥勒摩崖仏が線刻されている
大きさ11.5m国内最大とか、でもどれがお顔かよく分からないけど・・・
室生寺 (女人高野)
真言宗室生派、西国薬師四十九霊場八番札所
太鼓橋を渡って山門に入ります。
仁王門
鎧坂を上って弥勒堂、金堂、本堂と急な石段を登ります。
金堂には釈迦如来立像(平安初期)234.8cmを中心に、
左右に薬師如来立像(平安初期)、文殊菩薩立像(平安初期)、十二神将立像(鎌倉)が安置されています。
本堂には本尊如意輪観音菩薩像(平安時代)78.7cmが安置されています。
五重塔 一番奥にある五重塔は高さ16.1mで、国内最小です。
平安初期(800年ごろ)の建立で、室生山中最古の建物です。
静かな山中にたたずむ姿は本当に優雅で美しいです。
午後4時すべての見学を終えて、帰路につきました。
長谷寺も室生寺も久しぶりに訪れましたが、
歴史のある立派なお寺は、見ごたえがありました。
今度は春の花の咲くころに、ゆっくり訪れたいと思いました。