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谷川俊太郎氏の純粋さを失わない秘訣

2014年06月11日 05時42分14秒 | 気になる○○
新聞で紹介された表現について、記載しておきたい。

谷川俊太郎氏の純粋さを失わない秘訣を問われて。

「自分の中に子どもがいるってことは確信しています。人間の年のとり方は、木の年輪に近い。
真ん中に零歳の自分がいて、一番外側に今の自分がいる。

子どもの詩を書く時には自分の年輪の中心に向かっていって、2歳の自分とか3歳の自分になればいいんじゃないかな」。
谷川流の創作の流儀を聞くと、「他人がどう読んでくれるか。独りよがりになってないか、推敲を重ねることです」と教えてくれた。と新聞に記載されていた。

谷川俊太郎さんの詩は、リズムがあり、深い詩で、音読するのが楽しくなります。

うんとこしょ  

うんとこしょ どっこいしょ
ぞうが ありんこ
もちあげる
うんとこしょ どっこいしょ
みずが あめんぼ
もちあげる
うんとこしょ どっこいしょ
くうきが ふうせん
もちあげる
うんとこしょ どっこいしょ
うたが こころを
もちあげる

詩:谷川俊太郎