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不思議な縁

2014年12月04日 05時19分28秒 | のほほん日記



(清流五ヶ瀬川にかかる梁(やな))

11月29日、自宅から1時間程車を走らせ、延岡市北方町の鮎やなへと嫁と出かけた。鮎やなの季節も12月7日までで、食べ納めの意味もあった。



(鮎のセット料理の一部)

アユの語源は、秋の産卵期に川を下ることから「アユル」(落ちるの意)に由来するとの説や神前に供える食物であるというところから「饗(あえ)」に由来するとの説など諸説あるらしい。
川魚の中でも鮎は香りがよく、塩焼きは格別美味しい。他にも鮎の背ごし、鮎めしなども堪能した。

1時間程楽しんだ後、延岡市内で同級生が経営している料理店へひとりで行った。料理店はカウンター7席、小部屋4畳が2部屋、2回が16畳という店だ。カウンタで相席に座った。隣の席に座っている介護職の女性の介護現場での話、母子家庭で現在高校一年生の息子の話や、80歳の元気なお爺さんの東京の過ごした若い頃の話、来年の連休に東京へ遊びに行く話などを聞かせてもらった。ここでもカウンセリングマインドをもって知らないうちに相手に寄り添っていた。職業病なのか・・・。

お爺さんに私を気にってもらえたようで、これからご馳走するから一緒に来て欲しいとのことで、次の店へいくことになった。
商店街をテクテクと昔話を聞きながら、お爺さんと歩いた。この道は国道だったんだとか、ここは飲食店が多いけど昔は化粧品店などが軒を並べて栄えていたんだ・・という話を聞かせてくれた。私もその町で育ったし、その事をお爺さんに話していたが、胸に秘める想いがあったのだろうか。

そして次の店のドアを開けた瞬間・・。あ・・Yちゃん。幼稚園時代から高校時代まで13年間一緒だった同級生だった。
Yちゃんと会うのは5年ぶり。まさかこんな縁があるとは。お店もお客さんが多く、カタコトしか話すことができなかったが、不思議な縁を感じながらおいしい酒を飲んだ。

年齢を重ねると一緒に過ごした時間や同じ空気やひとときをもった仲間がいることをうれしく思う。大切にしていきたいと改めて思った。
次は同窓会で・・・。そう言って店を後にした。