18日(日)ツアー2日目。あいにくの雨でしたが、雨もまた良し。しっとりと雨に濡れた石橋もとても魅力的でした。この橋は、別名オランダ橋と呼ばれる耶馬渓橋。青の洞門下流500mに位置する、わが国唯一の美しい8連アーチの石橋。全長は116mあり、その長さは日本一です。
続いて馬渓橋。5連石造アーチ橋、橋の長さ:82.6m、支間:13.9mの橋です。
大正8年に発表された菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」で一躍有名になった、禅海和尚が掘った洞門(トンネル)。
右の石像は、間違って掘り進めた場所なのだそうです。
(右端にあるのは、明かり採りの窓)
禅海和尚は托鉢勧進によって資金を集め、雇った石工たちとともにノミと鎚だけで掘り続け、30年余り経った明和元年(1764)、全長342m(うちトンネル部分は144m)の洞門が完成しました。中津市のホームページによると、明治39年から翌40年にかけて行われた大改修で大部分が原型を破壊されたと言われており、現在の青の洞門には、トンネル内の一部に明かり採り窓などの手掘り部分が残っています。
昼食は、豊後高田市にある食事処「蕗邨(ろそん)」。新鮮な地元の野菜を中心とした農家料理を堪能。
富貴寺。残念ながら、締まっていました。この寺は、平安後期の建築で、国宝平等院鳳凰堂・中尊寺金色堂と並ぶ貴重な阿弥陀堂であり、現存する九州最古の建築です。
続いて、宇佐神宮へ。全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社(やしろ)があり、宇佐神宮は4万社あまりある八幡さまの総本宮。
宇佐観光協会のホームページによると、「八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、725年に創建されました。 皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれてきました」との紹介がありました。
3つの石がそれぞれ140、120、90kgと紹介されていました。こんな重たい石を持ち上げて力比べをしていたのですね。凄い!
最後の訪問地は、昭和の町。昭和の町並が残る商店街で、ウィンドショッピングを楽しんだり、映画の舞台にもなった喫茶店でコーヒーを飲みました。
1時間という滞在時間でしたが、のんびり過ごすことができました。
今回の添乗員も兼ねての旅行でした。後日、当会の会長より「参加された皆さんの満足そうな顔が旅の成功を物語っていました」とのメールをいただき、頑張ってよかった・・との思いを新たにしました。