あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

時間は計画的に使わないと、ただ流れていくだけ。

2016年10月17日 19時50分28秒 | のほほん日記

知人の母が老健施設を利用した感想を「年寄りばかりだったわ」話してくれた。その後知人の母に「お母さん自分のこと棚に上げたらダメだよ」とお互い笑い転げたのを覚えている。そんな出来事を思い出させることが昨日あった。

それは、スリーハンサムズコンサート2016in日向でのこと。開演前には、入場を待つ同年代が500人あまり並んでいたが、まぁよくこんなにたくさんの叔父さん叔母さんが集まったものだな~とふと思った。あ!自分もだったと我に返った。その衝撃は、ショックというか、自分が古びていくことへの恐怖のようなものだった。

これまでそれ程、年齢を意識することは少なかったが、今度ばかりはショックのひと言に尽きる。たぶん、当日来場されていた方々も、同じように感じたのではないだろうか。ちなみに、私の後ろで待っていたご夫婦に「すごいですね」と何気なく声をかけたところ、「ショックです」と返してくれた。ついでに「大規模な同窓会のようですね」と話しかけると、苦笑していた。

しかし、年々古くなるのは、仕方ない。子育てや仕事、孫育て、両親の介護など、まだまだ苦労は続く世代。せめて「感動するこころ」「何かに挑戦する気持ち」を持っていたい。そうは思っても、日々流されそうな昨今である。

ところで、現在57歳の私。あと3年で還暦。13年で70歳で古希。どう頑張っても、50年は生きられないだろう。10年一昔というが、10年という歳月は案外、早く過ぎていくかもしれない。まだ、死を意識するまでにはいたらないが、やはりその日は来るだろう。

時間は有限だ。結局、毎日を大切に生きるしかない。大切に時間を使うということを具体的に考えると、計画を立てて、少しでも無駄を無くすということではないだろうか。後は時間は密度、つまり質。しかし、この質を高めるには、自身の価値観を明確にすること、そして時間への意識を高めないと自分にとって楽な方に流れやすい。時間の使い方は、計画と中身(質)、車の両輪。どちらが欠けてもうまくいかない。