ワーク・エンゲイジメントとは、何かについて前回紹介しました。次に、ワークエンゲージメントを高める要素について考えてみたいと思います。
ワーク・エンゲイジメントを高めるためには 、仕事の資源、個人の資源、双方を充実させることが必要だといわれています。
仕事の資源には 、上司・同僚サポートや仕事の裁量権などがあり、個人の資源には、楽観性や自己効力感などがあります。では、仕事の資源とは何かについて、考えてみましょう。
仕事の資源を考える前に資源とは、何かについて改めて考えてみたいと思います。資源は、生産活動のもととなる物資、広く、産業上、利用しうる物資や人材といわれています。
身近な例としては、「観光資源」と言う言葉がありますが、まちの観光資源として、私が思い浮かべるのは、住んでいる周辺の豊かな自然、食材、おいしい水、ほかにも気付いていない資源もあると思います。
ひとつひとつが充実することで、観光地として訪れる人、お店の売上げも増え、町も人も発展することにつながります。つまり、資源を豊かにすることが成果を上げるには大切です。
ひとつひとつが充実することで、観光地として訪れる人、お店の売上げも増え、町も人も発展することにつながります。つまり、資源を豊かにすることが成果を上げるには大切です。
では本題に戻りますが、仕事の資源のひとつに、上司や同僚からの支援があります。また、その他にも成長職場での裁量権があること。パフォーマンスのフィードバック、コーチング、課題の多様性、トレーニングの機会(研修)などです。
これらの資源が充実することで、動機づけの向上、ストレスの低下につながると言われています。
パフォーマンスのフィードバックとは、現実の生活のなかで、あの人に喜んでもらえたから、あの人にほめられたから、という体験は人間の活力の源になります。喜んでもらえることやほめてもらえること、すなわち、自分の存在や行為を認めてもらえることは、やる気を高める上で大切なことです。
みなさんも、友達や知人にプレゼントされて、「ありがとう」だけではなく、「これ前から欲しかったの」、「すごくうれしい」とリアクションがあると良いですよね。これがパフォーマンスのフィードバックです。
課題の多様性とは、いろんな課題があり、仕事に適度が緊張感があることをいいます。次回は、個人の資源について考えてみます。
みなさんも、友達や知人にプレゼントされて、「ありがとう」だけではなく、「これ前から欲しかったの」、「すごくうれしい」とリアクションがあると良いですよね。これがパフォーマンスのフィードバックです。
課題の多様性とは、いろんな課題があり、仕事に適度が緊張感があることをいいます。次回は、個人の資源について考えてみます。