映画「HOKUSAI」を昨夜、セントラルシネマ宮崎に観に行った。
葛飾北斎は、この世を去るまで『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』など名作を描き続けた鬼才絵師。
映画の舞台は、葛飾北斎の青年期から90歳の迎えるまでの物語。また、厳しく統制され、自由な表現が難しかったと思われる時代に生きた人びとの葛藤も描かれている。
映画では、3人の絵師「葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲齋写楽」と、その3人を世に出した希代の版元・蔦屋重三郎。一方、北斎の盟友の柳亭種彦それぞれの生き方が交差する。
映画では、3人の絵師「葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲齋写楽」と、その3人を世に出した希代の版元・蔦屋重三郎。一方、北斎の盟友の柳亭種彦それぞれの生き方が交差する。
葛飾北斎について、ウィキペディアによれば、1999年にアメリカ合衆国の雑誌である『ライフ』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、日本人として唯一86位にランクインしたと記載。つまり世界的アーティストだということが客観的に証明されている。
映画,comの特集にて以下の文章があり、こころに響いたので紹介したい。
映画,comの特集にて以下の文章があり、こころに響いたので紹介したい。
「才能は二の次、“継続”こそが最大の武器となる
喜多川歌麿(玉木宏)や東洲斎写楽(浦上晟周)といった同時代のライバルたちと比べて、自分自身のモチーフを見つけられず、後れを取っていた若き北斎。何度も挫折し、身を焼かれるような屈辱を味わいつつも、彼は筆を置かなかった。北斎の「継続力」こそ、彼を頂点に押し上げた原動力なのだ。努力を努力と思わない、圧倒的な「飢え」を持てるかどうかで、その後の人生が決まる。インスタントな結果ばかりを重視しがちな現代、本質に立ち返るきっかけをくれる。」
見応えのある作品だった。特に、生き様、登場人物の苦悩。自分に引き寄せて考えることができた。
ご興味のある方は、映画『HOKUSAI』特別番組【今だから葛飾北斎に学べスペシャル】をご覧ください。
喜多川歌麿(玉木宏)や東洲斎写楽(浦上晟周)といった同時代のライバルたちと比べて、自分自身のモチーフを見つけられず、後れを取っていた若き北斎。何度も挫折し、身を焼かれるような屈辱を味わいつつも、彼は筆を置かなかった。北斎の「継続力」こそ、彼を頂点に押し上げた原動力なのだ。努力を努力と思わない、圧倒的な「飢え」を持てるかどうかで、その後の人生が決まる。インスタントな結果ばかりを重視しがちな現代、本質に立ち返るきっかけをくれる。」
見応えのある作品だった。特に、生き様、登場人物の苦悩。自分に引き寄せて考えることができた。
ご興味のある方は、映画『HOKUSAI』特別番組【今だから葛飾北斎に学べスペシャル】をご覧ください。