早いもので8回目の法科大学院入試の季節がやって参りましたね。晩夏に始まる私立ロー入試からいよいよです。ステートメントを作成したり,TOEFL,TOEIC,適性試験等の成績通知に一喜一憂したりする時期ですね。
様々な法科大学院で入試制度変更の動きが出ていますから志望校の情報チェック忘れずに,です。東大が漸く,「法学一般」というわけの分からない科目の出題を取りやめました。結局なんだったんですかね,あれは。未修者には面接もあるそうです。定員変更などはあまり気にしても仕方がないですが,色々な動きが出ている時期なので気をつけて下さい。
何度も言っていますが,既修者試験は本番での法律科目試験の出来が全てといっても良いくらいです。適性のスコアやらTOEFLのスコアやらグダグダ悩んでも意味は無いです。法律科目のスコアリング能力を上げることだけを考えましょう。
事例問題の場合,論点の抽出ができることが何よりもポイントです。あとは規範を立てて,当てはめ→結論が導ければOKなのではないかと思います。それから百選掲載判例の中でも最高裁判例を優先的にキッチリ復習しておきましょう。このレベルの判例で嘘を書くのはやはりいかんと思われます。
また,当たり前のことを書けないというか,自分で「省略してしまう」人が多いように思います。「まぁ,これくらいは端折ってもいいでしょ」,見たいな感じです。規範や定義,ましてや事案の問題提起を省略するのはいかんです。どんなに問題文から自明の論点・事柄であっても,それはあくまでも問題文上でそうなっているだけの話で,自分の答案上ではきちんと書かない限り,唐突感は出てしまいますし,大丈夫かいな,という印象を持たれてしまいます。防衛の意思はいるのかいらないのか書かずに,本件では防衛の意思は認められないから,とかいう「ノリ」はやはりいかんということです。「防衛の意思とは何か」中身を書かずに,「あてはめて」否定してしまうのもやはり頂けません。こんなところで大きな差がついてしまいますので気をつけましょう。
法科大学院入試段階では,新司法試験と比べて,当てはめや本件事案の特殊性というのは正直あまり問題になりません。ポイントは,基本的な事柄を丁寧に論述できるかどうかです。
様々な法科大学院で入試制度変更の動きが出ていますから志望校の情報チェック忘れずに,です。東大が漸く,「法学一般」というわけの分からない科目の出題を取りやめました。結局なんだったんですかね,あれは。未修者には面接もあるそうです。定員変更などはあまり気にしても仕方がないですが,色々な動きが出ている時期なので気をつけて下さい。
何度も言っていますが,既修者試験は本番での法律科目試験の出来が全てといっても良いくらいです。適性のスコアやらTOEFLのスコアやらグダグダ悩んでも意味は無いです。法律科目のスコアリング能力を上げることだけを考えましょう。
事例問題の場合,論点の抽出ができることが何よりもポイントです。あとは規範を立てて,当てはめ→結論が導ければOKなのではないかと思います。それから百選掲載判例の中でも最高裁判例を優先的にキッチリ復習しておきましょう。このレベルの判例で嘘を書くのはやはりいかんと思われます。
また,当たり前のことを書けないというか,自分で「省略してしまう」人が多いように思います。「まぁ,これくらいは端折ってもいいでしょ」,見たいな感じです。規範や定義,ましてや事案の問題提起を省略するのはいかんです。どんなに問題文から自明の論点・事柄であっても,それはあくまでも問題文上でそうなっているだけの話で,自分の答案上ではきちんと書かない限り,唐突感は出てしまいますし,大丈夫かいな,という印象を持たれてしまいます。防衛の意思はいるのかいらないのか書かずに,本件では防衛の意思は認められないから,とかいう「ノリ」はやはりいかんということです。「防衛の意思とは何か」中身を書かずに,「あてはめて」否定してしまうのもやはり頂けません。こんなところで大きな差がついてしまいますので気をつけましょう。
法科大学院入試段階では,新司法試験と比べて,当てはめや本件事案の特殊性というのは正直あまり問題になりません。ポイントは,基本的な事柄を丁寧に論述できるかどうかです。