これが上告理由書

2010-07-05 12:27:26 | 雑感
7月3日に,渋谷で一人一票実現国民会議第2回サポーター大会がありました。色々な報告,提案,意見などが出まして大変興味深かったです。

その中で法曹を目指す皆さんに是非紹介したいのが升永先生執筆の,最高裁への上告理由書です。多分最初の感想は「・・・ん!?」だと思います(笑)。これが上告理由書なのかと。アンダーラインが引いてあったり,カラーだったり,論点!?の重要度ランキングがついていたり,何かのテキストかと見間違えます。これを最高裁の裁判官が読むのか。格式高い(=読みにくい,読む気がなくなる)文書ではなく,読みやすく説得的な文書にしようと言う思いが伝わってくる渾身の作品だと思いました。上告代理人(升永先生の事)の小学校時代の思い出話が出てきたり,「近藤某氏(67歳)曰く・・・」という表現があったり,常識が覆ります。

以下の,升永先生のブログから全文を閲覧することができます。

http://blg.hmasunaga.com/main/

難しい訴訟に勝つ人の書く上告理由書ってこういうものなんだなと。人と同じような事を同じように繰り返すだけでは,人と同じような結果にしかならない,という当たり前のことを再認識できます。

それから久保利先生の,仕切り方の上手さと言うか場の雰囲気を変える技術には本当にビックリしました。このことを伊藤塾長に話したら「そりゃそうだよ,沢山の株主総会を仕切ってきた人だよ」といわれました(笑)。

第2部の懇親会も楽しかったです。塾2階で開催されたので,丁度いい広さでお話しやすい雰囲気でした。久保利先生や升永先生,伊藤塾長など,普段話す機会が中々無いような弁護士先生と本当に気楽に話せる場であり非常に貴重だと思いましたね。吉野は,ハートランドビールが飲めたのでこれだけでご機嫌となりました(笑)。

日にちはまだ未定だそうですが,秋以降に第3回大会があるそうです。今度は是非皆さんも参加してみては如何でしょうか。懇親会にも是非!あ,念のためですが,別に政治思想信条に係る話なんて全然出てこないですよ(笑)。出てくるのは,1人0.5票はおかしいだろう!という思いだけです。
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