かなりどうでもいい話ですが、合格祝賀クルージングに、ネクタイを締めて参加。ネクタイ締めたの、リアルに1年ぶりだった。おしまい。
10月6日が名古屋と大阪梅田,7日が京都になります。カウンセリングも3校舎で実施し,大阪梅田は,6日の講義後の夜枠と,7日の午前中朝枠をご用意しております。1枠20分と短めですが,名古屋と京都が各4枠,大阪が8枠の合計16枠です。
今回は,1時間半に渡り,刑法の判例勉強法(間接正犯)と,今年度本試験の民訴か民法を扱います。なので,最近続いた講座説明会的方法論と言うよりは,以前よくやっていた無料公開講座モノに近いです。お得です(笑)。しかも本年度合格者の講演がついてきます。うーん新鮮♪
豪華!?2本立て+カウンセリング枠と言う感じで,晩夏(初秋とは死んでも言わない)の名京阪遠征,爆走しますですんすん。
実は,今週水曜日の論文突破実践力完成講義(講義編)民訴法第1回でトラブルがありました。講師が使用したテキストの版に問題があり,日曜日に再収録を致します。時間のない中,大変ご迷惑をおかけ致します。
テキストの版が違うため,講義予習範囲に番号上のずれが出てしまいましたので,改めて,正しい番号を列記いたしますので,お手数ですが,予習は以下の問題番号のものでお願い致します。
第3問,第10問,第11問,第19問,第21問,第38問,第40問,第47問,第58問,第61問,第64問,第66問,第68問,第70問,第72問,第74問,第78問,第80問,第81,第85問,第88問,第89問,アペンディックス第11問,です。
講義の進行状況により,第3回分の問題については追加予定です。
法務省からの「ラブレター」が,東京地方では届き始めたようですね。大阪はまだみたいですが。さて,激しく落ち込んでいる系統があれば,そこが突破口になります。何をしでかしたのか,できる限り詳細に再検討しましょう。当局の思惑と真逆に爆走した系統だからです。論点的に何を書いた,書かなかった,もそうですが,問題文を見ながら,答案上に使用した問題文中の単語,文,行などをマーキングしてみましょう。また憲法等では,事実の割り振りも思い出してください。とにかくできる限り思い出して,検討して下さい。
合格者の方は,合格証は取りに行ける人は法務省まで取りに行くことを強くお勧めします。帰りに合格証を手に,日比谷公園で都心のビル群を眺めながら(ビール飲みながら!?),合格を再認識するのはかなりオツですよ。
司法試験に限らずなんですが,ある手段を用いた場合に,結果がいつまでも変らないとしたら,その「手段そのもの」の切り替えを検討するという決断が必要となります。
2回連続同じ対策法で試験を受け,連敗した(しかも短答式の点数変らない,論文順位変らない,下手すれば悪化した)と言う場合,方法論から根本的に間違っている可能性が非常に高いと言えます。同じことを3回繰り返すなんて愚の骨頂です。
行動を変えれば必ず結果が変るわけではありません。変えた方法が正しければ,という留保は当然つきます。ただハッキリしているのは,行動を変えなければ結果も変らない蓋然性はきわめて高いであろう,ということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00001050-yom-soci
>今年度の入試の結果を分析したところ、法科大学院志願者が受ける共通テスト「適性試験」の成績が全受験者の下位15%未満の者を合格させた法科大学院が18校あった。うち1校は、10人以上も合格させていた。大学名は公表されなかった。
報告書では、適性試験の成績が低い受験者について、「一部例外を除き、入学後の成績も伸びず、仮に修了できたとしても司法試験に合格していない」と指摘。下位15%をめどに最低基準点を設け、入学させないようなシステムにするよう求めた。
適性試験のスコアと司法試験の合否の相関関係は正比例はしていないと思うのですが,ある程度の関連性はあるでしょう。ただ,個人的には,それは適性試験が法曹としての適性をジャッジできているからでは無いと思います。以下重要です。
常々感じていることがあって,「司法試験対策云々」以前に,そもそも「受験勉強」の仕方が分かっていない人が多い,という印象を強く持っています。「勉強の仕方」,「実力の向上の仕方」などの「イロハ」自体が分かっていない人がたくさんいる。これは目的意識の欠如とも重なるので,「司法試験対策ができていないから」,という感じに結果的にはなりやすいんですが,いや,そもそも「勉強の仕方」が分かっていない,というところに問題があるような気がします。
上記記事も適性試験で下位15%の点を取る人は,「頭の良さ云々」の問題ではなく,そもそも「勉強の仕方」が分かっていない,「点の取り方」が分かっていないのだ,という意味に解釈すべきではないだろうか。なので,対象がローの定期試験や司法試験に変っても,点が取れないことに変わりは無い。多分どんな試験を受けても結果は芳しくないと思う。それは「そもそも論」に問題があるからである。旧司法試験の問題をゼミ等で「やったことがある」という人が多いけど,「で?」って思うわけです。「覚えた?処理手順身につけた?」と聞くと,やりっぱなしの人が多い。何のために解いているのかが分かっていない。「暗記できない」という悩みも,「今まで暗記しないといけない時にどうしていましたか?」とむしろこちらが聞きたいくらいである。暗記云々は,単純にやる気の問題だ。大学受験の世界史なんかの勉強と比べて,内容が高度で暗記量が多く,大変なのは「当たり前」じゃないかと思う。加齢による記憶力の低下も考えれば,今までと同じようなやり方で追いつくわけが無い。
それから合格率の悪いロー生は,「やりきる」ということ,「自分に厳しく」ということ,この2点において重大な問題を抱えているのではないか,と強く感じる。要は目標の高さに比べ「自分に甘い」。一日の勉強時間の長さもそうだし,目標貫徹率(計画通りにいかないと,すぐ諦めたりしないかどうか),1日の中で無駄話をしている時間の長短,自分にストイックになれる程度,様々な要素があるが,もう1度厳格にセルフチェックして欲しい。貴重な人生,無駄にしてはいけない。
と言うわけで、今日は伊藤塾主催の司法試験合格祝賀クルージングでした。見知った顔が多数居るとやはり嬉しくなります。今年も大盛況で、元最高裁判事2名、元法務大臣1名と来賓の方々も大物ぞろいでした。
個人的には色々思うことがありつつも、楽しめました。これでシーズン7は完全に終了です。
今日合格した人に、後輩や友達に伝えてくれと頼んだのは、「何回目でもいいからとにかく受かれ、三振だけはしないでくれ」、という点です。自分の可愛がってきたスタッフや受講生さんの中で既に失権した人がいます。4回目でも駄目だった人もいる。見ていて本当に辛い。「何でこいつは受からないのだろう」って真剣に考え込んでしまうし、世の中の理不尽さも思う。試験なので合否が別れるのはやむを得ない。そんなことは分かっているのですが、やはり全員受かって欲しいと思ってしまう。
毎年、クルージングは、来てくれた人の顔を見て嬉しく感じると同時に、来ることができなかった人、その場にいない人の顔を思い浮かべてしまう。年々、そういう意味で純粋に楽しめなくなってきてはいる。
台風が全然本州に近づけないですね。小笠原夏子気団、偉い。まぁ、スコールはよく来ますが。お盆以降の方が夏らしい日々が続いている。入道雲は9月の方が明らかに多く出ているし、完全に1ヶ月ずれとるね。明後日はいよいいよ祝賀クルージング!!
来年に向けて,まず,科目別にチェックをすること。科目別に「ボトルネック」は何なのか確定する。それを踏まえて,初めて学習プランが決まるからである。全科目同じ状況と言うのはちょっと考えられない。
「本番でやらされること」は何なのか,を常に意識する。日々の学習は全て本試験当日にグッド・パフォーマンスを可能とするために行われなければ,勉強しないで受けに行く人間と「同じ」である。「試験対策をしていない」という意味では遊んでた奴と同じだからである。
無駄なことはしない。自己満足に浸らない。合格に直結しない勉強は「無意味」「無価値」である。むしろあなたの人生にとって「有害」ですらある。そのことを強く認識する。
とにかく「やりきる」。覚えられないだの,時間が足りないだの,間に合わないだの,無意味なことを言わない。もちろん「言うのは自由」だが,単に落ちるだけの話である。やりきった人間が合格し,中途半端に終わらせた人間は落ちる。試験とはよくできたシステムなのである。運のせいにしない。質・量共に努力が足らなければ合格できない。
気分転換は,他人から「少しは休んだら」と言われてからする。自分から率先してしない,したがらない。受験生活がつまらない生活なのは当たり前すぎる。つまらないからこそ,そんな生活から脱出したくなるのである。受験生身分が居心地よく感じたら危険である。
カウンセリング増設枠ですが,19日水曜日の1800~と1830~からの2枠(各30分)が空いているようなので,ご利用希望の方は東京校へご連絡下さい。
20日木曜日は,伊藤塾主催の合格祝賀クルージングです。日の出桟橋から出航して,レインボーブリッジを抜け,東京湾を2時間クルージングする。晩夏の夜風もとても気持ちよいです。
合格者の方は是非参加して欲しいです。1人でも全然大丈夫です。むしろ,これからは,孤独な受験生時代からうってかわって,修習に向けて知り合いを拡大する時季です(笑)。参加すれば分かりますが,とにかく楽しいです。「受かったんだなぁ」,というのを実感する一つの場面です。なお,参加される場合は,名刺を持参されると良いと思います。法曹界の(超)大物先輩方も沢山来賓としていらしてくれます。
他方,来季に向けて再始動の方は,それどころじゃないと思いますが,悔しさを蓄積させて下さい。個人的には「このまま終わるのは屈辱だ」と感じるくらいで丁度よいのではないか,と思っています。「悔しい」レベルじゃまだ生温い。「屈辱」と感じるくらいで爆発力が出ると思います。
現役組みはいよいよ自分の出番です。来年の今頃,自分もこのような勝利の余韻に浸れるようイメージして下さい。絶対クルージング参加してやる,なんてのも具体性がある分,効果が期待できます(「鼻先にぶら下げる餌」は具体性が高ければ高いほどモチベーションが上がります。抽象的だと意外に上がらない。単に何となく「もてたい」だと漠然性が高くやる気につながらない。「あの子と付き合いたい」だと具体性が高く,日々の「行動」が変りやすいのと同じです)。
失権してしまった人達。まずは今後のルート取りですが,焦らないようにしましょう。まず自問自答すべきは,「本当に法曹の夢を諦めて良いのか」という点です。予備試験大変だからな,とかではなくて,純粋に「諦めるのか,諦めないのか」を突き詰める事が大事です。ここは「突き詰める」ことが重要で,後々,法曹として活躍している友人と顔を合わせられるかどうか,というリアルな問題にも直結していきます。胸をはって堂々と会えるなら,「転進」という選択肢は間違いではなかったことになりますが,「気まずい」,「なんか会いたくない」,と感じるようだとまだ未練が断ち切れて居ない可能性が出てきます。未練は残ってはいけないと思います。
たった一度の人生です。自分が人生をかけて取り組みたいことは何なのか,この際,チャンスだと思って問いかけ続けて下さい。そして,やはり「諦められない」と決断したら,予備試験+法科大学院再入学,というコースを検討して下さい。この場合は本職なので,いくらでもご相談に乗らせて頂きます。
個人的に思うのは、来季必勝(特に最終ラウンドの人)は、そもそも「何をやれば良いのか」、「どうすれば良いのか」、という点につき今更試行錯誤している暇なんてない、というのが現実だという点である。時間がどうのという問題もあるが、試行錯誤した挙句、結局やり方間違えた、となるリスクが高すぎるからである。
「これさえやれば良い」というものに「とにかく乗る」ことを勧めます。そして「やりきる」。ハッキリしているのは、2度失敗した場合、やり方に相当問題がある蓋然性が高いので(試行錯誤の結果が間違っていたということでもある)、大胆に方向転換することも重要です。人間はやり方を変えるのを怖がりますが、それが失敗を繰り返す原因でもあります。
長月のカウンセリングですが,既存枠が埋まり,臨時枠増設の要望もあるという事なので,枠増設の方向で検討しています。ブース確保ができ次第,塾HP上でアップされるかと思います。スピード勝負ですが。