黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

フィヨルドを見たい

2015年05月20日 11時56分59秒 | ファンタジー
<この写真も2008年撮影>
 ノルウェイのフィヨルドは映像でしか見たことがない。ノルウェイという国の知名度がけっこう高いのは、このフィヨルドによるものなのだろうか。それとも、ノルマン人の故郷、つまりバイキングの発祥地のためか。私の世代にとって次に思い浮かぶのは、ビートルズの歌のタイトル「ノルウェージャン・ウッド」。村上春樹に同名の小説があるが、ビートルズに由来するらしいことを最近知った。でも年取ったので読むことはないだろう。
 はなが我が家に来てから、この国に特別な親近感を持ったのは言うまでもない。はながノルウェージャン・フォレスト・キャットの近縁だとわかったのは、確か近所の動物病院の先生が、はなの検診をしながらそう言ったからだと思う。いつだったか、大きな雑貨屋に併設されたペットショップの前を通ったとき、確かに、はなとそっくりの毛並みの猫がゲージに入れられていた。思わず声をかけたら、ふんとそっぽを向かれた。そんなところも、はなと同じだった。
 ずいぶん前、私は夢の中で、はなといっしょに、深い緑色をしたフィヨルドに船で漕ぎ出したことがある。無謀にも、はなの水先案内だけを頼りに、経験のない漁に出かけようとしたのだ。不安な気持ちにさいなまれて、漁の成果なんてぜんぜん思い出せない。(2015.5.20)
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