北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2017.12.3 『佐主岳』(619m) まだ林道歩きを楽しめる!
今日はHiromiと、まだ林道歩きを楽しめる『佐主岳』(さぬしゅだけ)に登ってきた。
しかし、帰宅してデジカメに収めた写真をパソコンに落としてビックリ!
2~3枚を残してほとんどがボケボケ。
ガックリ、参ったぁ・・・
この山の名を知る人は少ない。
国道の石勝樹海ロード沿いに「穂別キャンプ場」がある。
そこがこの山への起点となる。
但し、私はいつもここを基点として登ってきたが、
そんな人間は皆無で、穂別側から車で入るのが通常ルートのようだ。
6時50分、穂別キャンプ場の駐車場をスタート。
最初はホロカサヌシュベ沢川に沿う林道に入り、
1kmほど歩いて林道分岐を石山の沢川に沿う林道に入る。
あとは道なりだが、何箇所か林道分岐があってややこしい。
私は5年ほど前、初めてこの林道に足を踏み入れ、
地図も持たずに勘で林道分岐を見極めて頂上に至った。
そんな複雑な林道も、今回3度目の登行となるHiromiは
さすがに間違えることなく正しい方に進む。
思えばちょうど2年前にもHiromiとこの林道を、
MTBで往復したものだ。
もう木々の葉が全て落ちてしまったので、
木の間越しに『佐主岳』の頂上部が見え隠れする。
そして8時35分、『佐主岳』登山口。
そう、このルートは片道約8kmの長い林道歩きが核心となる。
登山口からは笹に覆われた踏み跡を進み、一気に高度を上げる。
展望のきくところでは、北から東にかけての見晴らしがよく、
なかなか高度感のある迫力が楽しめる。
遠くには起点となった穂別キャンプ場も確認できる。
9時ちょうど、『佐主岳』頂上。
頂上標識が新しくなっていた。
ここに登り、手を加える人がいることにホッと安堵する。
空腹感もなかったので、即下山を開始。
9時30分、登山口。
また長い林道を歩き出すと雪が降りだした。
全く絶妙のタイミングで頂上に立ったものだ。
この林道の往路で計四頭のヒグマの足跡を確認した。
一頭は足跡が凍って古かったが、あとの三頭は歩いて間がないものだった。
この辺りはヒグマの影が濃いところで、
必ず足跡やフンを目にする。
裏を返せば自然が豊かだという証。
11時05分、駐車場。
山の選択が難しいこの時期に、
今回も楽しい山行を締めくくることができたことに感謝!