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2022.10.29 『幌向炭山』(361m)  青空に映える!

 土曜日はまだ暗いうちに家を出て、

栗沢町美流渡に向かった。

もうかなり日が短くなって、

早起きするのもおっくうだ。

この日は昼過ぎに実家の法事を終えた後、

峠越えをする予定の、

Hiromiの夏タイヤを、

スタッドレスタイヤに交換してやることにしていた。

それで近場の「幌向炭山」に登り、

紅葉の状況を探ってみることにした。

この朝Hiromiは、

初めて妹のChiharuを連れて、

馬追丘陵を案内していた。

 栗沢町から道々を万字方向に走り、

朝日地区を過ぎると、

左手の田園地帯の中に、

「人生の途中」という、

何とも味のある名称のカフェが現れる。

その前を通る農道に入り、

間もなく左手の林道に入る。

するとすぐに上空を走る、

送電線の下をくぐるので、

そこを駐車地とする。

雑草に覆われたところを車で踏み固めると、

林道を外して車一台が駐車できる。

 スタートしてすぐ送電線の作業道に入る。

そしていくらも進まないで、

送電線をくぐって藪の中へ。

藪は短くすぐに抜けられる。

すると早速モミジが迎えてくれた。

この朝は天気予報とは裏腹に、

素晴らしい快晴で、

赤い色が青空に映える。

そんな感動的なものを目にした後は、

トドマツ林の急登だ。

それをゆっくり登って尾根の頭へ。

あとは尾根筋を辿って行く。

明るい朝日が射しこむ尾根歩きは大変気持ちよい。

そして尾根を進んで行くと、

自動的に林道の末端に取り付くことになる。

この地形図にない林道、

こちらの端はここだが、

逆側はどこから入るのか承知していない。

新しい林道で、

車が走った痕跡は見られない。

 林道の周辺は、

クヌギや白樺が多いため、

紅葉も黄色や茶色が主体となる。

それも青空が背景だと美しく、

歩くのが楽しい。

前回ここを歩いたのが、

今年の新緑のころで、

そのときから紅葉を期待していた。

なんにしても、

青空と太陽光は紅葉の美しさを、

グンと引き立ててくれる。

 林道の末端から1kmちょっと歩いて、

「幌向炭山」ピークの基部に達した。

ここからは藪に入る。

この藪ははじめ濃くて、

前夜の雨水をたっぶり蓄えた笹が、

思いっきり身体を濡らしてくるが、

長くは続かずに薄くなり、

歩きやすくなる。

そこに陽光が射し、

これまた実に気持ちがいい。

ゆっくり登って、

ニ等三角点「幌向炭山」

今回の南尾根ルートを、

紅葉の時期に登ったのは初めてだ。

これとは別の東尾根ルートをたどると、

下部で素晴らしい紅葉が見られる。

 Hiromiのところへ、

10時に行かなければならないので、

すぐ下山を開始した。

何度も何度も繰り返すが、

青空と太陽はいいねえ!

そんな中で誰もいない林道を下って行く。

そして「気持ちいいーっ!」、

と叫ぶ68歳。

だってねえ、

あまりの気持ちよさに、

だまってらんないのよ!

 楽しい歩行を終えて駐車地へ。

急いでかたずけと着替えを済ませ、

Hiromiのところへ。

そして夏タイヤからスタッドレスタイヤへ交換。

Hiromiのタイヤは、

17インチと大きいものだから、

これが重たいんだわ。

まあ、毎度のことなんだが、

そんな苦労する私の姿を見てHiromi、

恐縮したようで報酬をふんぱつしてくれた。

やはり汗かくところを見せなきゃダメだぁ。

毎度あり~

 

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