北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.5.11 『一番川北』(284m) そろそろウドはどうかな?
今シーズンはHiromiが、
山菜採りに積極的なので、
この日はちょっと早いが、
樺戸山地でウドの様子を見てみることにした。
以前は山菜取りなぞ全く興味がなく、
道端で何かを発見し、
それを採る私を待つことなく、
どんどん先へと歩を進めて行くHiromiだったが、
昨年の初夏、
馬追丘陵でタケノコ採りをして変わった。
それ以来山菜採りにのめり込みはしないが、
気にするようになった。
いや、なってくれた。
これでHiromiと一緒の時も、
遠慮することなく山菜採りが楽しめる。
この朝Hiromiの車を我が家に置き、
樺戸山地へと向かった。
そして当別町青山から、
一番川に沿って伸びる、
道々「青月線」に入った。
「青月」とは青山と月形を結ぶという意味だ。
舗装された「青月線」を走り、
左に一番川支流と出合って間もなく、
左手に現れる林道入口を駐車地とした。
しかしその直前にトラロープが張られ、
一応通行止めとなっていた。
ロープは簡単に外して通れるのだが、
GWを過ぎた今頃まで、
いったい何があって通行止めなのか?
奥には大勢の人でにぎわう、
「一番川オートキャンプ場」がある。
駐車地から林道を歩き出した。
周囲は若葉が萌えだし、
大変美しい光景が見られる。
しかし、足元に目をやると、
雪が融けてまだ時間が経っていない。
道端には春一番の花である、
エゾエンゴサクが咲いていた。
やはりウドにはまだ早かった。
ただ、あと二週間も経つと、
逆にウドが成長しすぎて固くなる。
そんなウドの成長にも驚かされる。
この林道はスタートしてしばらくは、
古いタイヤ痕が残っているものの、
すぐに笹に覆われて車両の通行は不可となる。
そんな林道を覆う笹も、
年々その面積と勢いを増していく。
ダニの活動が活発なこの時期は、
Hiromiも藪を避けたがる。
それでも我慢して歩を進め、
スタートして3kmほどで小尾根にのり、
それを詰めて、
三等三角点「一番川北」。
ピークを踏んで笹の林道に戻った。
目指すウド畑はすぐ先だ。
ところがここでミスをして、
うっかり分岐から間違った枝に入ってしまった。
それを1kmも歩いてミスに気付いた。
そして引き返して予定の林道にのり、
ウド畑に行ってみたが、
そこにはたくさんのエゾエンゴサクが咲くばかりで、
ウドは1本も出ていなかった。
あきらめて復路に入り、
往路で目にしたほんのわずかなウドを収穫して駐車地へ。
Hiromiになんとかウドを持ち帰らせてやりたいので、
この日の二座目を変更し、
月形町へと向かった。