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2024.5.22 『川崎』(170m)  俺っていい爺さんだよなあ!

 

 先日22日(水)は、

休みをとってウド採りに出かけた。

ここ数年続けている、

職場のおばちゃんたちに与えるためだ。

頭の中にウド畑は色々あるが、

今回はふくろう湖そばの三角点ピークを絡めて収穫することにした。

 この日はまたいい天気に恵まれ、

当別町のふくろう湖に着くと、

湖の眺めが素晴らしい。

そして周囲の新緑が美しく、

また緑の世界を楽しめる期待感が膨らんだ。

 ふくろう湖の「望郷橋」から湖岸林道に入り、

1kmほど走ると「当望林道」のゲートが現れるので、

そのそばの広い空き地を駐車地とした。

そして徒歩でスタート。

「当望林道」のゲートは、

締まっているものの施錠はされていない。

従ってそれを知っている人間が、

ゲートを開けて侵入する。

まあ、ふだんはほとんど誰も入ることはないが、

山菜シーズンの今は必ず誰かいる。

 林道を歩き出すと、

期待通り緑が美しい。

先日も触れたが、

これまで何十回となく、

毎年この新緑を楽しんできたはずなのだが、

どうして今年はそれがより一層美しく感じられるのか?

ただ単に歳のせい?

 ゲートから1.5kmほど歩くと、

上空を走る送電線の下をくぐった。

すると右手に送電線の保守管理用作業道が現れるので、

それに入って一旦下って行く。

この辺りから目的のウドが目につくようになった。

下山時にこの作業道は歩かないので、

とりあえず目につくウドを採れるだけ採って、

ザックに押し込んだ。

そして沢形の対岸急斜面を登る。

滑ってずり落ちそうになりながら、

両手をついて登った。

すると傾斜が落ちて歩きやすくなり、

登りきると送電線を支える鉄塔の下で、

四等三角点「川崎」。

ここからは送電線が伸びる北側の風景がいい。

 三角点ピークからは作業道を戻らず、

少々藪を漕いで東側の斜面を下った。

この斜面にウドが自生しているからだ。

ただ、ウルシが多いところなので、

うっかり触れて被れないよう、

十分注意しながら収穫した。

間もなくザックに入りきらなくなったので、

90リットルのゴミ袋を出して、

それに入れて手に持った。

手に持つ量は重くてたくさんは持てないので、

ほどほどにして下山を開始。

美しい緑の中、

重いゴミ袋を左右の手に持ち換えながら歩いて駐車地へ。

収穫したウドはけっこうな量ではあるが、

25人ほどいる従業員が持ち帰ることを考えると、

まだまだ量が足りないので、

場所を変えることにし、

その場を離れて湖岸林道を走った。

そして道々から月形町に抜ける「青月線」に入り、

途中で第二段の収穫を開始。

十分な量を確保して「青月線」を抜けて月形へ。

田園地帯の中で改めてウドを整理し、

袋に詰めた。

これだけあれば十分だろう!

自分の有給休暇と燃料を使い、

今年も奉仕活動に汗を流した。

俺ってホント、いい爺さんだよなあ!

それも今回が最後かな・・・

 

 

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