北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.5.17 『上田』(126m)~『高岡山』(137m) 苦しいときは広い世界へ!
先週の金曜日は職場が突然休業となった。
それで朝から用事で札幌へ。
このところ色々あって、
嫌なことが続いている。
「嫌なこと」と言うのは、
まあ、また今度ゆっくり・・・
午前中の用事を済ませても、
気持ちは暗く・・・
広い風景が見たくて、
そのまま当別町弁華別に向かった。
そして「パンケチュウベシナイ川」に沿って伸びる農道に入った。
狭いが舗装された農道が続く。
それはやがて田園地帯の奥で傾斜が出て、
高度を上げだす。
それをどんどん上って行くと、
最高標高に達し、
峠状の地点に南に向かう林道入口が現れる。
これを少し入ったところに駐車。
この林道にゲートはないが、
そこから歩き出した。
東に広がる新緑の丘陵地帯が実に美しい。
この林道も私のお気に入りで、
嫌な気分の時は広い風景を眺めながら歩きたくなる。
はじめは伐採地だが、
その先は原野のようだ。
そこに不法投棄!
林道を開放すると、
必ずこういった身勝手な人間が入り込み、
自分さえよければ、
という行動に出る。
直線的な林道を歩いて間もなく、
道端に四等三角点「上田」。
すぐ林道に戻り直線的な道を行く。
雲が低く大地との間に、
わずかな隙間しかないように感じられる。
そして西側には風力発電の巨大風車が5基見られる。
一昨年までは2基だったのだが、
昨年3基が増えた。
この風車が景観を損ねると批判する方もおられるが、
私はそうは思わない。
景観に合った優しい形状をしていると思う。
左手に高いアンテナを見て、
右手の作業道に入った。
小規模送電線の保守管理用作業道だ。
これがまた雰囲気のよい作業道で、
やがてそれをも離れ、
原野の中に続く作業道を行く。
すると前方に目指す「高岡山」の、
なだらかなピークが見えてくる。
そこで作業道から笹薮へ。
丈の低い笹だが、
密度が濃いのでゆっくり前進していく。
三角点に近付いたところでウルシだ!
標石の周囲を覆っている。
もう毒気を吐いて葉がツヤツヤしている。
触れたら大変なので慎重に歩を進め、
三等三角点「高岡山」。
標高こそ低いが、
とにかく周囲の風景が広々として、
実に気持ちがいい。
復路でも広々とした風景を楽しみ、
降りてきそうな雲の下を歩いて駐車地へ。
すぐに着替えて運転席に座ると、
ポツポツと雨が降り出した。
気持ちは重いが、
このときばかりは雨に当たらずラッキーっ!