北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.9.15 『発足山』(ハッタリヤマ・256m) 期待した広い伐採地にガックリ・・・
先日の三連休中日、
日本海に面したところで、
大変広い風景を楽しんだ後、
更に少し北に進み、
厚田から当別に抜ける道々11号線に入った。
それを厚田から3kmほど走ると、
左手にロープで閉ざされた林道の入口が見える。
しかしこのロープは輪になった片側の端を、
ただかけてあるだけなので、
容易に取り外して林道内に入ることができる。
そしてそれを越えたところを駐車地とした。
そのまま車で入って行ける林道だが、
そう長くは走れず、
荒れた林道に立ち往生することを知っていた。
最後にこの林道に入ったのは昨春だったか?
この日の二座目は「発足山」の、
ピークそばに広がる伐採地で、
のんびりと昼食を摂ることにした。
林道を歩き出すと、
すぐに1台の軽トラックが下ってきた。
今はキノコ採りのシーズンなので、
それが目的で入山したのだろう。
この後も少し先で、
もう1台車が停まっていたが、
この日はその奥で車を目にすることはなかった。
林道の路面には雑草が生えており、
高度を上げるほどそれが濃くなっていく。
そして120の林道分岐から先は、
その草が更に濃くなった。
足もとを覆うハコベの多いこと。
小学生の頃うちで飼っていたセキセイインコの「ピピ」が、
このハコベを好み、
一度飛んで外へ逃げ出したが、
母がハコベを手に持ち、
「ピピ!」と呼ぶと、
すぐに飛んで家の中に戻ってきたっけ。
もう60年も前のことになるが、
このときはっきりとその光景を思い出した。
林道は190にある壊れた簡易ゲートから、
更に荒れて草が濃くなった。
ススキが覆う林道を進んで行くと、
左手に崖が現れる。
すると目指すピークは近く、
崖とは反対の東側の樹木が切れて景色が見える。
ここは『別狩岳』(南・666m)の西側に位置する。
ただ、この日の『別狩岳』は、
濃いガスの中にあって、
その姿は全く見えなかった。
崖下の林道から「発足山」(三等三角点)のピークへは、
結構濃い笹を漕ぐことになる。
しかしこの日は強い雨の後だったので、
藪漕ぎを控えることにした。
そこで引き返し、
簡易ゲートの少し下で、
藪中に伸びる小道に入った。
これは伐採地に抜ける笹刈り道だ。
そしてすぐにそれを抜けると、
な、なんと期待の伐採地が草まみれじゃないか!
思えばここが伐採されたのは、
おそらく3年前だ。
そこに初めて足を踏み入れたのが一昨年。
伐採された後3シーズンで、
こんなことになってしまった。
恐るべし雑草群!
伐採地の広い風景を楽しみながら昼食、
と思っていたが、
背の高い雑草の中にあっては、
それもままならない。
しかしまあ、少し草がおとなしいところを選んで昼食とした。
下山は同林道を下った。
この林道は特に見るところもなく、
あまり楽しい林道ではない。
ここを歩く楽しみは、
唯一伐採地の風景だったのだが、
これでこの山には足が向きずらくなってしまった。
トボトボ下って駐車地へ。
この後私が住む江別市まで戻り、
ホームセンターに寄って、
先日Hiromiの庭で作業をした際に足りなかった砂利を購入した。