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2024.9.15 『嶺泊』(ミネドマリ・219m)  4,900回目は広い風景の中で

 

 三連休初日にHiromiのところで、

ちょっとした土木工事を行ったところ、

即臀部から大腿の後ろ側に筋肉痛を発症!

筋肉痛なんかずいぶん久しぶりだし、

その箇所がまた経験のないところなもんで、

下半身を使うのがなかなか大変になった。

夜中にトイレに起きた際、

一旦ベッドの上に座って立ち上がろうとしたら、

ズキン!

また座り込んでしまった

それからは歩くのも大変だし、

腰にも負担がかかったようで痛む。

 三連休中日の日曜日は、

明け方目覚めると、

ザーザーと雨音が激しかった。

その雨が朝7時ころまで続いた。

この朝は8時にHiromiが、

我が家に来ることになっていた。

そして藪に入る予定でいたのだが、

雨上がりではそんな気になれず、

Hiromiに広い風景を見せることにした。

 Hiromiの車を我が家に置き、

石狩市厚田区望来へと向かった。

そして国道231号線を厚田区嶺泊地区で、

「嶺泊覆道」を潜り抜けた地点で林道に入った。

ただこれが林道なのか、

または農道なのか、

あるいは市道なのか、

というところははっきりしない。

いずれにしても砂利道だ。

この砂利道を3kmほど走った地点を駐車地とした。

その先もゲートで閉ざされてはいないが、

道路から見渡す風景が好きなので、

その前に駐車して歩く。

 砂利道を歩き出すが、

この道を車が通ることはほとんどない。

この日もただの一台も車は来なかった。

 歩き出すと間もなく、

広々とした風景を見ることになる。

右前方に緑の原野が広がり、

左前方にはやはり緑の「嶺泊」(三等三角点)が見える。

一旦「嶺泊」の入口を通過して、

奥の原野へと向かった。

そして駐車地から2kmほどの地点で、

原野に向かう作業道に入った。

荒れた作業道は狭く、

深そうな水たまりもある。

ここを通過するには、

大型クロカン四駆でもなければ、

完全にスタックしてしまうだろう。

 草付きの狭い作業道を抜けると、

目の前には一気に原野の風景が広がった。

季節柄ススキが生い茂る原野は、

これまた風情があっていい。

ここは「阿蘇岩山」(一等三角点・418m)のすぐ西側だ。

原野の中にうっすらと伸びる作業道を進み、

終点で引き返して別の作業道にも入ってみた。

広い風景がとにかく好きな我々!

Hiromiもこの風景をすっかり気に入った様子。

 作業道から車道に戻って「嶺泊」を目指す。

「目指す」とは言っても、

ほんの少しのアルバイトで、

三等三角点「嶺泊」

但し、この三角点は標石を目にしていない。

昨年単独で訪れた際、

入念に探してみたが見つからなかった。

三角点の位置を含むピークには、

何かの古い施設が残されている。

その施設に埋没しているのかもしれない。

なんだかタンクのようなものがあり、

落ちて出られなくなっては大変なので、

壊れた柵の中に入ろうとしたHiromiを制止した。

 「嶺泊」を下ると、

駐車地まではわずかな距離だ。

雨が降り出しそうな空模様だったが、

降られずに済んでよかった。

そしてこれが私にとって、

通算4,900回目の山登りとなった。

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