北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.12.28 『三角山』(栗山・336m) 馴染みの山で何かが始まった!
年末年始の時の流れの関係で、
ここは少し戻って昨年暮れの話しになる。
年末28日の朝、
天気予報で樺戸山地の南が、
昼近くから雪模様とのことだったので、
当別町に向かった。
ところが私が住む江別市を出ないうちに雪が降り出した。
車のサイドミラーで見る後方は青空なのに!
それですぐに方向を変えた。
そしてまた南へと向かった。
するとこの日も前日と同じく、
馬追丘陵の上空に、
北側の雪雲と南側の青空の境目ができていた。
それで千歳市と安平町の辺りを回ってみたのだが、
駐車できそうなところがなく参った。
雪が少ない地域なので、
以前のハイエースなら強引に入り込めるところも、
フィットでは簡単にあきらめざるを得ない。
スタックはしたくない。
この日もまた無駄に燃料を消費してしまい、
結局栗山町まで戻って、
「三角山」に登ることにした。
栗山町の「三角山」は、
確か2年ぶりになると思う。
国道275号線を由仁町川端から、
夕張方向に走り、
「夕張川」に架かる「川端橋」を渡ると栗山町だ。
栗山町滝下に入ると、
間もなく左手に鉄塔が現れ、
そこが林道の入り口となっている。
入り口にはエゾシカの防護柵があるので、
その前のわずかなスペースを駐車地とした。
小さい車はこんな狭い駐車スペースだと、
ようやくその威力を発揮できる。
このときの外気温が-16℃!
昨年の12月は低温が続く。
エゾシカの防護柵扉を開けて林道に入った。
ただ、林道とは言っても、
故人の所有地なのだろうか?
林道はきっちり除雪されている。
これは入口から600mほど先にある、
水に関する処理施設の維持管理のために空けられている。
従って、除雪はそこまでで、
その先は動物の足跡しかない。
林道を歩いていると、
「ピットエリア」と書かれた貼り紙があった。
「ピットエリア」って何!?
かいもく見当がつかないまま、
更に歩を進めて行くと、
かつて最終人家が残っていた場所にその人家はなく、
車が数台停まっているのが見えた。
しかも雪に埋もれて放置されているようだ。
そしてその辺りにも「ピットエリア」の貼り紙や、
「徐行」だとか「一方通行」などの貼り紙が現れた。
この夏ここではいったい何が催されたのか!?
広い大地が広がり、
それを横断するが、
その中にどうやら道路が造られたようだ。
広い大地はかつて畑であり、
ここで農業を営む住民が離農してからは、
広い畑が雑草に覆われて行った。
それを今どうしようと言うのか?
ひじょうに興味がある。
広い大地を横断して樹林に入った。
すると大地に張られていたトラロープが、
樹林の中にも続いていた。
どうやら土地を囲うように張られているようだった。
そしてトラロープは尾根筋に沿って伸び、
とうとう「三角山」の頂上基部まで続いて、
「✕」印で終息した。
最後は空知平野の美しい風景を眺めながら登り、
四等三角点「三角山」。
木の間越しに南の「於兎牛山」が見えていた。
下山を始めると、
空の雲が一気に流れて、
青空が広がった。
途中まで自らのトレース上を戻った後、
西向きの尾根にのって下降した。
そして更にショートカットして、
駐車地近くで林道に下った。
この日は「三角山」に登る予定ではなかったが、
結果的にこの山に登って良かった。
気になる山中での催しは雪が融けたら改めて検証してみよう。
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