acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

宮城蔵王

2015年02月27日 22時28分47秒 | 山行速報(山スキ-)
2015/2/21(土) 単独

【日程】
 0650すみかわスキー場下発-0815スキー場トップ周辺-0850エコーライン合流
 -1005刈田峠登山口-1100刈田峠避難小屋-1145刈田峠登山口-1240小休止1250
 -1310刈田岳(シール剥がす)1340-1410すみかわスキー場下

【感想】
久しぶりの2月の宮城蔵王は、これ以上ない好天に恵まれ、樹氷原と刈田岳を堪能した。


営業前のすみかわスキー場からスタート


観光道路から屏風岳方面が見えてくる


中央コース越しに、肩に避難小屋をのせた刈田岳


杉ヶ峰~前山の樹氷原


ハイラインから前山方面へ入る


刈田峠避難小屋


林立するモンスター


ハイラインを行く観光用雪上車と刈田岳


宮城蔵王の山々


御釜


氷結の刈田嶺神社




赤:シール歩行 青:滑降


ebi

猫魔ヶ岳北方稜線 滑降

2015年02月11日 20時26分56秒 | 山行速報(山スキ-)
2015/2/7(土)裏磐梯猫魔スキー場から猫魔ヶ岳北方稜線 山スキー
メンバー:Apple(CL), NKJ, Jin, ebi

コース状況:
・猫魔ヶ岳の稜線はしゃくなげ多し滑走微妙。ボード×。
・稜線からのブナ林は滑走可能だが幹・枝多し。
・中央のゲレンデトップから山頂から見て左側のブナ林は滑走良好だが幹・枝多し。
・猫魔スキー場のコース脇は「侵入禁止エリア」と「管理外区域」に分かれるので要注意。

山行概要:
Jin氏の車に乗り合わせて6(金)の夜出発。順調に高速を走り、23:30頃に猫魔スキー場に到着。駐車場には車一台もなく、誰も車中泊しないのか…?との疑念が湧く。スキーハウス脇に夜間使用可トイレがあるものの、駐車場からかなり遠い。ま、仕方ないね、と割り切って車内大宴会開始。明日はどうしようかねぇと相談しながら就寝。朝方、車をノックする音。除雪するので車を移動してほしいという。一番下の段の駐車場へ移動、再び睡眠。7:30起床。
上部リフトの運行開始9時に合わせてスキーハウスへ移動。シニア割引や「モバイル宝」割引を使うと1日券が安価に購入できるので、いつでもゲレンデ練習へ切り替えられるよう全員1日券購入。まずは猫魔ヶ岳を目指すということで中央のリフト2本乗り継ぐ。山頂方面はガスがかかっているものの好天が期待できそうだ。
ゲレンデトップでApple,NKJ,ebiのスキー組はシールを貼る。リフトを下りて左方へ進むと取付きの段差が少ない。Apple氏を先頭に登り始める。NKJ氏は先週の新人アイゼントレーニング指導での脚の疲労が抜けないようで、大事を取って午前中はゲレンデをやるとのことでここで一旦お別れ。
猫魔ヶ岳へ続く斜面は結構な急登で、うっすらとスノーシューのトレースがついている。斜面をトラバース気味にスノーシュートレースを追うと、もう少しで稜線に上がるタイミングで小さな雪庇があらわれる。うまく避けるようにJin氏が先頭でツボ足トレースを付け、3名無事稜線へ。
鞍部の向こう側に猫魔ヶ岳ピーク。左に大きく鋭い磐梯山が聳える。猫魔ヶ岳方面へはスノーシュートレースが続くものの、スキーやボードでの移動は厳しそうだ。猫魔ヶ岳を越えた先の鞍部からゲレンデへ滑り込む案もあったが、あまり楽しくなさそうなので却下。ゆるやかな稜線を北へ辿ると、左下に真っ白な雄国沼がくっきりと見える。小さなピークは雄国山か。はるか先に見えるのは飯豊連峰か。右手には箕輪~安達太良。素晴らしい眺め。
前方の鞍部にはテレマーク団体(み○○○さんたち)が見える。登り返しが予想されるのでシールを貼ったまま滑降。Jin氏はようやく今日はじめてボードを履く。
樹間はやや狭く神経を使いながらの滑降であるが厳冬期の雪質が心地よい。が、すぐに緩い傾斜となり、ボードのJin氏は再びツボ足となる。鞍部で小休止を取りシールを剥がす。ここからゲレンデへ向けて滑降開始。小さな沢地形に沿って降る。ブナ林が少しうるさいものの雪質も斜度も楽しい。右岸側でテレマーク団体が講習を行っているが我々は左岸側をそのまま降りる。このままゲレンデへすんなり合流できるかと思いきや、尾根末端へ出てしまった。右岸側を行けばゲレンデへ出られたようだが後の祭り。3mほどの壁を横滑りで降りてゲレンデ復帰。
スキーハウスでNKJ氏と合流。昼食後、もう一度先ほどの斜面へ行くために今度はいちばん右のリフト(雄国沼へ行くときに使う。1本で稜線へ出られる。)に乗る。14:30にスキーハウスで待ち合わせにして各自行動、Apple氏とebiは斜面をトラバースして午前中のラインを目指す。下降トレースがあったのでここだと思い滑降開始。暫く降りると、何だか午前中と違うような気がしてくる。1本手前の沢筋だったようで、結局午前中と同じところに出てしまう。でもほぼノートレースの斜面を楽しく滑降できたのでよし。
この後、1日券の元を取るべく、ゲレンデを滑りまくる。リフトってラクだなぁ。


裏磐梯猫魔スキー場


ガスッてるなぁー → すぐに晴れました!


リフトで高度を稼ぐ


ゲレンデトップからの眺め


取付きを探す


山頂へ続く斜面。結構な斜度でした。


稜線に乗る。後方に猫魔ヶ岳ピーク。


左は磐梯山


ゲレンデ~檜原湖~西大巓


雄国沼


猫魔ヶ岳北方稜線


滑降開始


ヒャッホー!


我慢のボード


尾根先端でゲレンデ復帰

根子岳 湯ノ丸山 滑降

2015年01月12日 19時04分11秒 | 山行速報(山スキ-)
2015/1/10(土)根子岳,1/11(日)湯ノ丸山 山スキー
メンバー:Apple(CL),ebi

1月の3連休は当初、磐梯山・猫魔ヶ岳・西吾妻の計画がAppleさんより出されていたが、
強風予報のためCL判断にて直前に菅平方面へと計画変更。
Kei2さんは体調不良のため残念無念の不参加。
1日目、2日目ともにスッキリ晴れないものの風は弱く、今季初すべりのebiにやさしいコンディション。
食材現地調達の車中大宴会とともにお気楽山スキーを楽しませていただいた。


【2015/1/10 根子岳】
天気:
 晴時々曇で山頂付近はガス、風弱い
コースタイム:
 0915奥ダボス第1トリプルリフト-0922ゲレンデトップ-1005避難小屋1010
 -1135山頂手前(ピステン終点)-1145根子岳1205-1250ゲレンデベース


菅平高原スキー場奥ダボススノーパークゲレンデの奥ダボス第1トリプルリフト
を下りると観光用スノーキャット(雪上車)の乗り場がある。


ピステンが夏道と稜線の間に山頂直下まで続いている。


避難小屋。出入り口のシャッターはcloseで、鍵のかかっていない
横の小窓を外せば出入りできそう。


この日は標高の高いところがガスっていたためか、スノーキャットは
避難小屋までの営業でした。


ときどき日が射す。


山頂が近付いてきました。


根子岳山頂!


赤:登高 青:滑降

【2015/1/11 湯ノ丸山】
天気:
 晴時々曇で山頂付近はガス、風弱い
コースタイム:
 0830第1ロマンスリフト-0836ゲレンデトップ-1000湯ノ丸山
 -1010小休止1030-1100東屋1115-1130ゲレンデベース


湯の丸スキー場はアルペンレーサーの巣で大斜面を4ターンくらいで降りてきます。


牧場脇の有刺鉄線に沿って歩きはじめる。


スノーシューの直登トレースに疲労気味のebiを待つAppleさん。


標高1800mあたりから上はガスに覆われています。昨日も今日も・・・


山頂近付く


湯ノ丸山山頂!


降りてきました。何気にアップダウンが多くホッとひといき。


赤:登高 青:滑降


写真:Appleさん 文責:ebi

浅草岳 ヤチ"マナ沢左岸尾根登高ー極上ザラメ雪のムジナ沢滑降 

2014年04月19日 15時56分25秒 | 山行速報(山スキ-)
2014年4月13日晴れ
浅草岳
山スキー
メンバー: Apple,Nak

ガストンさん山スキー再デビューの山行ということで、私はまだ行ったことのない浅草岳に前夜来ました。なのに、ガストンさんは出発直前に兼用靴のビブラムが剥がれてしまいました。申し訳ないですけど、AppleさんとNakの2名で浅草岳に登ってムジナ沢を下ってきました。ガストンさんは小出まで戻って接着剤を買ってきたそうです。そのあと、すばやくリベンジに行ったところは流石だなあと思います。


がんばって早起き、5時半ごろ出発です。ゲートから少し舗装道路を歩いて、白崩沢出合の橋手前から、林道らしきところをシールで登り始めます。多数のスノーシューやスキーやボードのトレースが見られます。好天が連日続いているので多数の人がここを訪れているのでしょう。700m付近は地形がやや複雑です。


午前7時すぎ、標高800mを超えた辺りです。早朝の雪面は固く凍っていて Appleさんは余裕で登って行きますが、私のシールはときどきスリップします。


7:30 (830m付近)背後には守門の真っ白な山並みが連なっています。860mポコの後、やや急な尾根があるので、どのあたりをルートにするか少々悩みました。ポコの上にあがって眺めてから、やはり正直に尾根通しがよいということになりました。900-950m付近がルート中でもっとも急傾斜です。Nakはスキーアイゼンをつけてなんとか直登することができました。Appleさんはがんばって階段登高などしながら、アイゼンなしで粘って行きます。


8:25 (1050m)ムジナ沢左岸尾根の雪庇は崩壊し始めています。


8:30(1100m)こんな感じの尾根を登って行きます。樹木のコケの付き方を見ると尾根上での積雪は最深3m程度なのかな、
ところどころ樹木の周囲の地表面が見えている穴をのぞくと現在の積雪深は1m程度のようです。


8:40 (1150m) このあたりは緩やかな広い尾根です。


8:50 1200m 早坂尾根の南西側へ下るのはどのあたりがよいのでしょうか、、、いろいろなルートが考えられます。


8:50 1200m付近から北岳方面の斜面を見る。浅草岳前岳からの南西側源頭斜面だけで物足りない方は、北岳方面へ登り返して滑ってみるといいかもしませんね。


10:00 1487mピークを過ぎて振り返ったところ。


1487mピークの東側コルから北側へ落ちる急な沢を単独のスキーヤーが滑り降りたシュプールが見えます。


前岳ー浅草岳の間から見える鬼が面の黒い岸壁群、ガストンさんはここも登ったのかな?


浅草岳頂上です。風もなく、しばらくすると、団体ツアーの方々が続々と登ってきました。


12:20 前岳から滑降開始します。ムジナ沢源頭斜面の右の方には亀裂があったりしますが、南向きの斜面はフィルムクラストの大斜面です。


12:30 あっという間に1300mでとなりの沢と合流し、傾斜が緩くなる。


1200m付近 ときどきストップスノーもありますが、概してよくすべるザラメ雪です。


1190m付近、ここで北岳からの沢と合流します。


1080m付近、滝を左岸から巻いているところです。


700m付近から、沢芯の雪面が開いています。


1580m付近で、少し不安なスノーブリッジを渡って沢の左岸斜面をつぼ足で10mほど登り杉林の台地に上がりました。
もっと楽に台地に乗り上がれるルートがあるのではないかな、、、と思います。


青:登り(ほとんどシール登高)、赤:下りスキー滑走

浅草岳・早坂尾根スキー滑降

2014年04月17日 19時52分19秒 | 山行速報(山スキ-)
浅草岳・早坂尾根スキー滑降
4月16日、浅草岳に山スキーに行って来た。実は浅草岳には4月13日に行ったばかりなのだが、すぐに来訪したのは深~い訳があった。出発時に突然靴のソールが剥がれてしまい自分だけ登れなかったのである。膝をケガして以来、十数年も山スキーをしていない自分の装備はお粗末で、人に見られるのが恥ずかしい。改造と改良を重ねたシロモノで、いつ壊れても不思議のない物であった。


改良に改造を重ねた兼用靴(ひどいシロモノ)


昔の細いシールを改造した板に張り付けたもの

天気最高なのに車中でNとSの帰りを待っていた。これが悔しくて、リベンジすることにしたのである。一人で行こうと思っていたが、アイス仲間のYN君が同行してくれるという嬉しい誤算もあった。
早朝出発。ヤヂマナ沢左岸尾根は、除雪された道路を少し歩き橋のところから取り付けば良いことは知っていた。しかし、13日に魚沼市観光協会主催のスキーツアーがあり、そのときガイドが、大自然館から雪の斜面に取り付いたのを見ていた私は「これが近道なんだ」と知った。今回はその場所から取り付くことにした。これが大失敗。多分雪の斜面をトラバースするだけだったのだろう。我々はこの尾根を登ってしまった。左下にはシール登高に最適斜面が見えるが急なブッシュで降りられない。しばらくはトラーゲンで登る。ついにこの尾根もブッシュに阻まれてしまい、急なセラック地帯を注意しながらトレースのある斜面に降りた。標高900m位の地点である。それなりの時間をロスした。ここからはシール登高で行く。真新しいスノーシューのトレールがあり先行者のいることがわかった。お粗末な昔の細いシールでは効きが悪く少々苦労したものの、YN君のトレールを正直になぞって行くとなんとかついていけた。


トラーゲンで登る


風は吹いているが、お天気良く気分は最高


頂上でのYN君


早坂尾根にて

先行者は単独のスノーボーダーでムジナ沢を滑って行った。頂上で休憩するも風があり少し寒かった。下る早坂尾根を一望にすることができる。広い大雪原で視界の無い時はルートファインディングにかなり苦労すると思う。傾斜は緩く初心者でもまったく心配なく滑ることができる。大回り小回り思うがままである。欠点を言わせていただくと傾斜が緩すぎる。YN君はアイスも上手だが、スキーもなかなかの足前である。途中3人パーティに会う。最後、林道に降りる手前が少し急になり、ルートを間違えないよう気を使う。林道の4㎞は歩きを覚悟して運動靴を持ってきたが、除雪もまだで雪質も良く、漕ぎながらではあるが3./4は滑って降りられた。除雪工事を行っているところで運動靴に履き替え、20分位で大自然館に着いた。


林道に着く(暑くなってきた)


林道の橋には、まだ3mの積雪はあろうか


除雪工事地点にて運動靴に履き替える


大自然館が見えてきた

今回のトラック

大自然館(5:05)-900m地点(7:15)-前岳(10:10)-浅草岳頂上(10:30~11:00)-途中休憩(11:40~12:00)-林道(12:30~12:45)-除雪地点(13:10~13:30)-大自然館(13:50)
                                    ガストンガニマタ

雷鳥観察&山スキー(どちらも残念)

2014年04月14日 23時29分57秒 | 山行速報(山スキ-)
2014.03.28(金)~29(土):1泊2日
メンバー:Kei2、他2名

今回の目的は雷鳥!
メンバーの1人が無類の雷鳥好きとあって、雷鳥を探しに「いざ、乗鞍へ」
歩行具は山スキー、スノーシュー、わかんと3人共バラバラ。
何度かツアーコースをわかんで歩いたことがあるが、山スキーで登るのは初めてなので、少々不安。

3月28日、快晴。
第3Pからリフト2本を乗り継ぎ、ツアーコースの入口へ。
何人かの山スキーヤーの先行者がいた。


ツアーコース入口正面の急斜面。登り切った後は汗だくに。


1番標識の先には高天ヶ原と剣ヶ峰。



4番標識に来ると、高天ヶ原と剣ヶ峰がより近づいてきた。


5番標識 奥に見える尾根を越えていく。


6番標識の後にツアーコースの分岐。直進は肩の小屋(急登:写真では急登に見えないが・・・)


右折は位ヶ原山荘。


尾根を越え、トラバースしていくと位ヶ原山荘が。。。
雪崩危険箇所に気を付けながら、橋を渡ると小屋に着く。

午後2時過ぎに小屋周辺で雷鳥探し。
一人出遅れ、雷鳥探しに奮闘したが見つからなかったので、スキー板で行けるところまで登ることにした。


途中スキーアイゼンをつけ、富士見岳と大黒岳の間にある県境広場まで登ってしまった。
到着したのは午後4時。


富士見岳まで15分ほど。。。


中央左下に小屋。雪面がガリガリで下りられず、結局、スキーアイゼンをつけたまま横歩きで1時間かけて小屋まで下山。トホホホホ

3月29日、私以外の2名は雷鳥探しに早朝5時30分頃から小屋周辺を散策。2日続けて雷鳥を発見。うらやましい限り!!


小屋前での記念撮影(富士見岳)


ツアーコース付近まで下って来て、ようやく滑ることができた~。そんな1枚。


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆





佐渡山スキー

2014年03月10日 23時10分04秒 | 山行速報(山スキ-)
2014年3月2日
メンバー Tkさん、Nak
昨日は戸隠キャンプ場前に泊まって、今日は半日で行けそうでかつすっきりしたルートを辿って、佐渡山へ初見参、
黒姫や乙妻の山並みを見てみようと思うが、天候は曇りで展望は無理そうである。でも、風はなく気温も適度、行動には絶好の気象条件である。

7:06 戸隠大橋(1144m)-7:58林道の橋(1287m)-8:25佐渡山南尾根(1401m)-8:56(1500m)-9:13(1600m)-9:30(1700m)
9:45(1775m)-10:00佐渡山山頂(1834m,地図では1822m)-10:38山頂から滑降開始-10:40(西尾根に入りそうになりルート修正)
-10:52(1700m)-11:11(1600m,上りの尾根へ戻るため、やや急な谷頭を少しトラバース)-11:13(1550m)このあたりから南方向の谷側へくだり始める-11:41(1400m)-11:44(1308m)佐渡山の南コルからのトレースに合流-11:45(1300m)-11:46(林道の橋)-11:54(戸隠大橋)


すでに入山口の大橋には3台の車があり、先行している。


黒姫方面との林道分岐。左へ行くと間もなく沢を橋でわたっている。
橋を渡って少しトレースを辿ってから、佐渡山の尾根の方へ入るべく、真北方向へ転向、尾根の最初の部分はやや急であった。もう少し先で尾根に取り付いた方が効率的だろう。


1430m付近、明瞭な尾根ですっきりしたルートだ。


1500m付近。どんどん高度をかせげるので、ピッチが上がり気味。マイペースを守ろうとおもうのだけど。


少し雪をまとったブナの木。


もうすぐ1700m。相変わらず効率よく高度のかせげる尾根が続く。


山頂間近。最後のなだらかな部分が意外と長くて、山頂が遠く感じた。山頂には木がなく、天気がよければ展望が良さそうだ。





もうすぐです。がんば!山頂直下の西側斜面はやや木が密でスキーには向いていないので、なるべく西側をトラバースしたほうがよいようです。


山頂です。何も見えません。残念


山頂から南西方向の斜面をギルランデ気味に下ります。最初、西尾根を下りそうになり、ルート修正に少々手間取りました。


1400m付近。少し尾根を外れて沢状に入るとカラマツ林になる。モナカ雪をそぉーっとすべっていきます。林道にでるとトレースが体を運んでくれます。ベルトコンベヤーに乗ったかのように。


我々のあとにも何台も車が入ってきています。


赤:登り、緑:下り

飯縄山周回スキーツアー

2014年03月10日 22時27分08秒 | 山行速報(山スキ-)
戸隠スキー場から飯縄山ー神社を経て中社へ
2014年3月1日
メンバー Tkさん、Nak
天候:曇り、風弱い。ときどき小雪。霧、ときどき太陽がうっすらと見える。
戸隠スキー場に来て気がついた。昔、子供の頃、このスキー場に来たことがある。
入ったスキー学校の先生がおもしろい方で、密な林の中をすべったりアイスバーンの急斜面トラバースなんかをわざとやらせてもらったことを今も覚えている。そんな経験が今の山スキーにのめり込むきっかけになっているのかもしれない。


8:30 戸隠スキー場越水ゲレンデからリフト2本に乗る。ポールをやるジュニアレーサーが数人、さっさと上がっていった。


9:10 リフトからおりて数メートル登ると瑪瑙山頂1758m、展望無し。雪はバリバリにクラストしていて、しかもスキーヤーやボーダーのシュプールが固まっているので、やっかいだ。視界が良くて雪質が良ければ、霊仙寺山の方向へ谷へ下るなど少しバリエーションのコースを滑ってみようと思っていたが、素直に尾根沿いのルートを辿ることにしよう。それでもなるべく人の滑っていないところを選んだほうが滑りやすいだろう。


滑り始めてすぐに方向を間違えてしまった。まちがえたまま行くとスキーゲレンデに戻ってしまう。北東へトラバースして修正することができた。


9:44 すぐに瑪瑙山と飯綱山の鞍部1647mに到着した。ここでシール装着。意外と尾根は細い。
シール登高に慣れていない人には難しい登りもある。途中で傾斜が急になりクラストしているのでスキーアイゼンをつけた。風はなく暑い。


10:59 飯縄山頂は風がある。展望なし。少し西側に下ると風も当たらないところがあり休憩。登山者が数人上ってきていた。



11:37 シールをつけたまま飯綱神社1910mへ達した。鳥居の下は急斜面で亀裂が入っていた。ここでシールはずす。



12:39 いくつか南へ下る尾根の分岐があるので、地図とにらめっこしながら滑走する。


12:41 1600m 


12:51 1450m 
傾斜のゆるい植林地帯に入る。鳥居をくぐって?滑って行く。


13:14 林道に降りる。1230m ここからすぐに除雪終了点に達し、少しスキーを担いで戸隠スキー場中社ゲレンデに到着する。


緑:下り、赤:登り、

那須・中ノ大倉尾根からすだれ山スキー

2014年03月10日 20時26分27秒 | 山行速報(山スキ-)
那須・すだれ山(三本槍岳東面)スキー登山
2014年2月23日 メンバー Nak
週末の晴れが約束されたとたん、青空の下でスキーがしたくて、前日に急遽、山行きを決定しました。自宅を4時前に出発してMtJスキー場に6時半到着。リフトが動き出すまでだいぶ間があるなあ、もったいないので、自力でスキー場から北側の浅い谷を挟んだ尾根を自力で上ることにした。
7:30出発する。新雪が少し乗っていてシールがよく効く。


8:30 標高1197m 尾根の林はこんな感じ。ちょっとうるさいけど、シール登高に問題無し。


尾根の南側の方が細い木が多くて密な感じだ。下りは低速運転であれば問題無し。


8:48 1380m 尾根が広くなっているところ。帰りも楽しめそうだ。


8:53 1410m 浅い沢の源頭が消滅して広くなった尾根は地形がつかみにくいので、北側斜面に回り込んでいく。ついでに北側の谷に滑り込めないか偵察をかねて。


8:58 1442m 1462m峰の東直下、尾根の北側は雪が付かず、笹がでている。
9:37 1600mー10:07 1700mー10:30 1841m 登山道沿いの岩陰にスキーをデポ


清水平への分岐点付近から、朝日岳方面



赤面山の北面、雪の付きは悪い。密な灌木や林に覆われている。
11:17 デポ地点のすぐ下からスキー滑降開始


急に雲が広がってきて西側は見えなくなってきた。三本槍がかろうじて見える。


すだれ山直下を見下ろす。最初はシュカブラの斜面なので、ずるずると横滑りやボーゲン多用で雪が柔らかくなるところまで下る。真ん中が中ノ大倉尾根。


11:21 1800m付近から赤面山方面。南側は雪が付いている。この前行ってきたところだ。


11:35 1700m付近から滑ってきた斜面を見上げる。ごく浅い新雪の下が固いバーンなので、すれないように滑るのは難しかった。


12:05 MtJスキー場よりすぐ上にある火の見やぐらのような展望台から展望、正面がすだれ山、左端は朝日岳、右端に半分だけ見えているのが赤面山。


これから下る方向。いつも風がつよいのだろうか、シュカブラ状が稜線近くに見える。


すだれ山東面アップ。正面をすべった。


12:41 下山。滑った尾根の末端はちょうどMtJの4thPあたりだ。


赤:登り、青:下り


那須・赤面山;スキー場跡から登頂・北東尾根滑降

2014年02月02日 23時52分26秒 | 山行速報(山スキ-)
昨年青少年の家から試みた赤面山北東尾根、強風でブナ林に入ったあたりで敗退していたので、今日は好天予想確実と見てリベンジです。コースは少し変えて、赤面山東側のスキー場跡から登って、赤面山頂から北東尾根を滑降し、堀川の橋の袂に出で車道を歩いて自車までもどるというものです。メンバーはNak。自宅を早朝にでて、7時前に現地に到着。170kmぐらい。少しだけ東北道に乗って約3時間所要でした。


入山地点は、朝日がきれいに見えるポイントです。防風柵際の道路に駐車しました。7時前、出発です。


スキー場跡をまっすぐに登ります。ところどころ、風の強いところは、地面が見えています。


8:30, 1330m付近、ここからスキー場跡最上部ですが、右側のブナ林のほうへ入っていきます。


9:10 1430m, ブナ林はこんな感じです。リフトが不自然ですが、いいところです。これぐらいの積雪状況ならば、滑りもそれほど苦労はしないだろうなと思います。


スキー場跡最上の北側平坦な部分です。


9:30 1550m付近 頂上は台地状になっていますが、その台地へ上がる少し急な斜面の基部あたり、ダケカンバが目出ちます。


一段台地状を上がりきると1600m付近、ツツジ?のような灌木の密生を避けながら尾根の南側に寄ると、朝日岳が立派に見えます。


11:00、赤面山山頂に到着しました。正面に見える大倉尾根とのJunction Peakからの東斜面はスキーヤーにとってなかなか魅力的に見えます。山頂から試しにつぼ足で歩いてみましたが、岩ごろごろで踏み抜き空洞だらけのため、ここから三本槍までの往復は割愛しました。山頂でシールをはがしてからまず東向きに下り、雪のついている東面の1600m付近にそって北向きに長い斜滑降でトラバースします。まっすぐに東北東のフォールラインに向かって滑っていきたいけれど、それでは堀川源頭の急斜面にでてしまう。今日のような積雪状況では、沢に入らない方がよい。なので、もっと西側にある1400m付近で顕著な沢になっている地点の左岸尾根に乗るため、1520mから1470mにかけて西向きに大きくトラバースしました。ゆるやかで樹間もほどほどの気持ちのよいブナ林です。


11:35、標高1500m付近、トラバース途中、このあたり傾斜はほとんどなくときどき小さな沢を渡るためにほとんど歩きました。このあたりの山域ではたとえごく浅い谷であってもそこにルートを求めることは良くなさそうです。側岸の少し急なところには積雪がなく地面が見えるところもあるし、沢中にはところどころ穴があり割れて水面がみえているところも下流側には見えています。


1400m付近、尾根の南側斜面を絡みながら滑る。


12:10 1350m付近。尾根の上はセッピ状になっていて広いのだけど、シュカブラ気味だったり腐れ雪だったりモナカだったり雪質変化が激しいです。しかも凹凸のある雪面に悩まされます。2回ほど、前のめりになってこけてしまいました。どちらかというと尾根の南側の方が雪が柔らかくすべりやすい。


12:34 1050m、どのあたりで川をわたろうかなと立ち止まり、振り返ります。


12:40 堀川(谷津田川)を渡って振り返ります。このあとは、地図では点線だけど登山道というよりも作業道らしき広い道があり難なく滑って車道に出られました。車道を駐車した地点まで2.5kmほど。暑くて汗だくです。日帰り入浴400円の素朴な温泉宿の温泉に入って帰りました。


トラック、赤が滑降、青がシール登高部分