acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

裏妙義・御岳東稜

2012年12月12日 16時56分14秒 | 山行速報(薮・岩)
12月9日、裏妙義御岳東稜に行ってきた。メンバーは、Y、G、ガストンの3名。私は登ったことがなかったけど、それ以上にこのルートを登りたい目的は他にあったのだが、それは機会があったら書かせていただこう。
いつもの如く登りだすが、初めから急斜面で体が慣れるまで少々キツイ感じがする。石碑がたくさんあり、いにしえの信仰の道であることが分かる。名前も御岳(おんたけ)なので想像はつく。重い石碑をどのようにして担ぎ上げたか知りたいものだ。
話は違うけど、私は妙義山には10代の頃から登っている。その頃(きゅうろくさん)と呼ぶ山があった。それは標高が963mだったことからそう呼んだ。その山がこの御岳ではなかったかと思うが、記憶が曖昧である。

御嶽山大神とある。あの木曽の御嶽山と関係あるのかな?

御殿の東面を望む

ロープをたたむY氏とG氏
御岳頂上でのY氏とG氏

ロープは3か所使った。キレットは高さ2m位なのだが、飛び降りるのも怖いので懸垂した。バリェーションルートとしては易し目だが、今までとは違った角度の展望が楽しめた。御岳から丁須の頭に着く。ロープを使って3人でテッペンに登る。風が強いので怖くて立てなかった。もっとも臆病な私は、ここに登ったのは3回目だが、まだ立ったことは一度もない。

丁須の頭が近くなってきた

丁須の頭でのY氏とG氏(風が強くて立てない)

丁須の頭から降りる

我々のすぐ後にロープを持った3人組が来たので、テッペンに長居はせず、すぐに懸垂で下りたが、彼らは登ることを諦めたようだった。その後、彼らの鎖場の下りる格好を見て「彼らは長生きしたければ登らなくて正解」と私は正直感じた。
国民宿舎裏妙義経由で車に戻った。

下山途中から観た風穴尾根の風穴

下山途中から観た御殿風穴稜の風穴

そうそう、このルートを一番登りたかった理由であるが、目的は5%位しか果たせなかった。でも楽しい仲間と楽しい山行ができたので満足であった。

東稜取付点の車(7:25)-屏風岩付近(9:45)-御岳(11:45)-丁須の頭(13:00)-国民宿舎(15:05)-車(15:45)

                                              ガストンガニマタ