2018/4/23 青岩谷
久しぶりの沢靴。
流れに入ったときのあの感じ。
2018シ-ズンの初遡行。
計画というのはあくまで、計画だ。
そううまくはいかないときもある。
でも、それはそれで楽しめればいいわけだ。
後山林道がなにやら今日まで入れないらしい。
カラ-コ-ンをよけて入ろうかとも思ったが、ゲ-トまでここから歩いて2kmほど。
舗装路の路側帯に駐車して歩きはじめる。
ひたすら歩く。
2時間ほどで、青岩橋。
装備を整え、入渓。
パ-トナ-はfulさん。
小滝はほとんどが登れる。
久しぶりの沢歩きで体が沢登を思いだしていくようだ。
釣りでも人気の沢のようだが、平日の為か今日は誰もいない。
はたまた、今は林道歩きが長いので敬遠されているのかもしれない。
大滝は落差といい、落ち方といい、滝らしい堂々たる姿。
小休止してから巻きに入る。
左岸巻きのガレが、青岩谷の核心らしい。
ネットでの過去記録には容易ともあったが、途中からはガレが土砂で埋まり固まっており、キックステップが効かない。
ハンマ-でステップを切って、30mほど登っただろうか。
冬季のルンゼ登攀を想い出す。
一歩一歩高度をあげるという、実に地味な登りとなった。
その後の滝場も程よく楽しみ、青岩鍾乳洞を過ぎた頃空模様が怪しい。
しかも、時間は12時。詰めれば、ヘッデンは必至だろう。
ということで、青岩鍾乳洞を見学してエスケ-プ。
※入口はゲ-トがあり入れません。隙間から撮影しました。
青岩鍾乳洞は1998年以降、一般公開されていないらしい。
純白の鍾乳石に大滝や大広間を構成しているそうです。
鍾乳洞からは薄い踏み跡を拾っていく。
GPSだとそろそろ登山道と合流するんだが、どうも見つからない。
しばし彷徨。
「上から声が聞こえる」
ということで、30mほど上方に登山道発見。
fulさん、グッジョブっす。
あとは、三条ノ湯を経由してコロコロと林道歩き。
下山の林道歩きは長い、というか長く感じる。
計画遂行は叶わなかったけど、程よく楽しめた。
そんな風に思える沢始めなのでした。
sak