acc-j茨城 山岳会日記

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赤岩尾根縦走 宿題は早めに片付けないと,,,

2019年06月14日 17時55分16秒 | 山行速報(薮・岩)

奥秩父 両神山 赤岩尾根縦走

2019.6.1(土) 天気:晴れ

メンバー:szt(CL),yuka

装備:登攀具一式,ロープ(8mm×30m),ロープ(8.6mm×50m)

5/31 21:00自宅→1:45赤岩橋P

6/1 5:10赤岩橋P→6:12赤岩峠→6:58赤岩岳山頂→7:43 P1583→9:56 P4→11:00 P2→12:09八丁峠→13:40基点P

 

 気が付けばもう6月.早いもので今年も半分が過ぎようとしている.この日の計画はおよそ1ヵ月前に計画を立てたものの縦走コンプリートができなかった赤岩尾根.昭文社地図では破線ルートになっていて今後の計画の良い練習になりそうということで,ちょっと重たい荷物でトライしてみることにしました.

いろいろあって登山口に到着したのは未明の2時前.そこから大した睡眠もとらず,明るくなるころにはもぞもぞと起き始めます.そして5:10には行動開始.6月ともなれば,周りはすっかり明るくなっているのでした.

1ヵ月前に来たこともあって,快調に赤岩峠を過ぎ赤岩岳山頂までやってきます.1か月前と違うのは,山の樹々の葉がすっかり開いて林間からは山の感じが掴めないことくらい.以前来たときは切り立った崖が目立ち,岩が脆くてもロープの練習には良さげな場所が散見されましたが,そんな場所も濃くなった葉っぱでカモフラージュされています.

この日もいい天気.瘠せ尾根がいいスパイス?

前回はあんなに時間がかかったのに,今日はあっさりここまで到達.

赤岩岳から先は未知の領域.途中切れ落ちた尾根から,鉱山に積まれた白い石がよく見えます.

高度感満点の尾根を過ぎると,左側にフィックスロープがセットされた尾根の基部に到着.おそらくここがP1583の基部と思われ,ここで50mロープを出します.事前に調べた情報では,ロープなしで登っている人もいる通り,岩慣れしている人が弱点をつけば登山靴でも登れるレベル.この日はロープを出しましたが,今後を見据えて当日は登山靴で上部まで登ることにします.

P1583の基部より.ロープワークは覚えられそうでしょうか? 

P1583から上部を見る.葉っぱが開く前の時期に取付くのがいいのかもね.

ロープを出している間に,後続の男性2人パーティが我々を抜いていきます.もう少し人がいるかと思いましたが,案外山は静か.前週までの谷川に比べれば賑わいは大違いです.

P1583を過ぎても,小ピークの登り降りを繰り返します.ところどころで岩が出て,場所によっては切れ落ちた高度感を得られるポイントもいくつかありました.八丁峠までに1回だけ念のためのロープを出すものの,この日は天気が良く岩は乾いていて総じて快適な山歩きを堪能することができました.

ピークはいくつあったっけ?

ロープを出したのは,このもう少し後.ここは濡れているとイヤでしょうねぇ...

昭文社の地図に書き込まれている,「一」の石標?

P3は10:52通過~

P2は11:00に通過~

P1への登りは岩登りが混じる.でもロープはいらないくらいでした.

P1付近から,歩いてきた尾根筋の眺め.右はP2のはず.

P1付近から両神山方面.

P1の標識がある少し手前で小休止.P1手前の登りが思っていたより岩々した雰囲気でしたが,特にてこずることもなくまずまず順調に八丁峠までやってくることができました.八丁峠でガチャ類やハーネスを外しあとは登山道を下るだけ.

それにしても,1ヵ月も経てば山は緑に包まれてすっかり夏の雰囲気です.

八丁峠に到着~.両神山にはいつになったら行くことができるのだろう?

上落合橋の登山口まで来てみれば,両神山に向かうハイカーたちのものと思われる車で駐車場はいっぱい.さすが百名山といったところでしょうか.

のんびり林道を下り,相棒の宴会芸第二弾”猿の鳴き真似”を聞きつつ,今後の山行計画をあれやこれや練っているうちに赤岩橋に無事に到着.最後は前回同様,道の駅の温泉で汗を流しめでたしめでたしとなりました.

 

szt



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