国会中継をみて

このところ、食物ばかりの記事を書いてましたので、たまには政治のお話を書こうと思います。

先日、テレビで国会中継を観ていましたが、不思議な光景でした。

通常、政府に厳しい質問をするのは野党です。 しかし、その時観た光景は与党が政府に厳しい質問を浴びせている光景でした。 ひどいのになると、民主党内の会議で発言したことの質問で、大臣とやり合ったりしていました。

ちなみに、まともな提案をしているのが、みんなの党や共産党、公明党くらいで大政党に提案がないのが驚きでした。

民主党の委員は東京電力の責任も追求してました。

でもねぇ、そりゃ東京電力にも管理責任はありますけど、それ以前に民主党は与党としての責任は果たしているのか？と思うわけです。

どこか、野党のような質問の仕方に違和感を感じました。 議員達からすれば、地方選挙は惨敗で、自分達に火の粉がかからないように、政府を叩いているのでしょうけど、そもそもその政府は民主党の作った政府であることを忘れてはいけません。

なんでひとごとのようにできるのか理解できませんね。

こんな時ぐらい、せめて政治家は自己保身に走ってはほしくないです。

開き直って、この難局を乗り切ったらいつでも辞めると思う政治家は一人もいないのかと、この国会中継を観て感じてました。

これでは、台湾のマスコミが言った「国民はＡ級だが政府はＣ級」そのままだと思います。 まるっきり言葉を返せません。

民主党さん、もう少し責任感を持って国の運営してください。

責任逃れをしても逃げられませんから。