きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

原子力発電所

2013-05-15 08:07:40 | ニュース

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日本の電気で発電する方法は何がありますか?

たぶんこの質問されてすぐに答えられるのはなかなかの通だと思います。

私ももちろん素人なんですが、ちょっと考えてみました。

よく、小学校か中学校くらいの社会科で勉強する「日本の電力」です。

まず「水力」。

これは川を堰きとめてダムを作り水量によってエネルギーを生み出す方法です。

次は「火力」。

こちらは石炭や石油を加熱してエネルギーを生み出す方法です。

次は「原子力」。

私も詳しくはありませんがいわゆる原子力エネルギーで電力を作り出す方法です。

あとは「風力」「地熱」「太陽光」などの自然エネルギーでの電力を作り出す方法です。

ガスでも電力が作り出せるようですが、ガスもどちらかというと「火力」に近い感じですかね。

で、以前ほどではないにしても槍玉に上がっているのが「原子力」を利用しての発電方法です。

たしか、トルコに原子力発電所を作り、技術を輸出するってことで安部首相が営業に行ってくれたことがニュースになってました。

まず、東日本大震災で福島第一原発の事故がありました。

でも、これは原子力開発自体に問題があったことではないと思います。

純粋に技術だけなら問題はないと思うんですよ。

問題なのは活断層の上に立地してるとか津波に襲われる立地にあったこと。

外部の原因で問題が起きたことが現在の「反原発」なんだと思います。

私は「反源発」にも興味がないのですが、それでは日本の電力ってどこから賄うのでしょう?

「自然エネルギー」これもいいですけど、風車建設の立地条件が合う場所ってドイツやオランダと違ってなかなか日本では見つかりづらいそうです。

太陽光発電も取り組んでますが、これも大量にはまだまだ程遠いですね。

さっそく太陽光発電ビジネスを展開している企業もあるようですけど。

次に「水力」ですが、これは元長野県知事の田中康夫さんの「脱ダム宣言」でなかなか作りづらいですし、すぐには作れません。

ダムは治水面でも役立っていると私は考えてますが、いったんレッテルが貼られると「悪いもの」になってしまいます。

では「火力」。

これは石油等を輸入しなくてはいけませんし、化石燃料なので地球温暖化にも影響が出ます。

日本は1990年比でー25%を掲げてますよね(鳩山首相(民主党)時代)。

じゃあ、節電だー!!としても震災から1年~2年は我慢できてもずっとは我慢するのは人の心理として難しいと思います。

貿易収支だとすでにエネルギー輸入で赤字になり、電力料金も上昇する状態です。

脱原発って考え方は将来的にはいいことだと思います。

でも、現実的ではないと思うんです。

たしかに原子力って「諸刃の剣」です。

では、自分の子供達に「節電」として暑い、寒いを強要できますか?

自分が仕事していてそれを我慢できますか?

それまで便利になっていた社会を不便な社会になって我慢できますか?

いくら我慢強い国民性の日本人でも難しいと私は思います。

クールビズやウォームビズの取り組みっていいことだと思います。

暑いのにネクタイやジャケットを着る日本の習慣がおかしいと常々思ってましたので。

ただ、それ以上に温度が高いのに節電だからと我慢を強いるのはおかしい。

ここは冷静に考えてみてもいいと思います。

べつに「原子力発電」自体はそんなに悪いもんではないと思いますから。

もちろん、事故が起きたら大変です。

でも、それは他の発電方法も同じですよ。

要は耐震や津波対策をして稼動することです。

そして徐々に新エネルギーに転換すること。

これが現実的な方法なのではないでしょうか?

それに技術自体はとくに問題ない(立地条件等が問題だと思います)のですから、それを輸出するのはいいことだと思います。

事故を起こしたからすべて悪いって考えてしまうと何も次の行動を起こせなくなります。

日本人はある意味で潔癖すぎる面があります。

人なんて、そんなに完璧な人なんていませんよ。

もしそばにいたら友達になりたいと思いますか?

たぶん思いません。

せいぜい飲み会の会計とかで重宝するくらいです。

なので、原発問題も現実的に対応するほうが将来的にはいい方向にいくのではないのかな?と思います。

今回はちょっと難しい話題でした。

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