きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

「キッチン南海」の思い出

2012-09-07 04:02:41 | ブログ

「キッチン南海」という洋食の定食屋さんがあります。

ある程度、店舗のあるお店らしいのですが、私がこのお店に入店したのは1999年8月か9月の世田谷区は豪徳寺駅近くの店舗でした。

その当時の私は、今とはまったく違う仕事を行ってました。仕事は違いますが、会社的には業務委託だったのですが。

しかも私が配属されたのは最も忙しいと言われていた部署でした。

私は配属されて1週間後には朝9時から夜23時ごろまでの長時間勤務をこなしておりました。

ちょうど同期が17時半には帰る中、なぜか仕事に明け暮れておりました。

もちろん特例として残業代をつけてくれたのですが、当時で月に10万円は付いたので、自由の時間と引き換えに金を選んだ新人と言われたのでした・・・。

そんな中、私は担当地域の現地調査に行きました。

当時の担当地域は世田谷区と品川区。私はその以前の仕事でも同区とは縁がありましたので、ほぼ地図はいらない状態で調査をしておりました。

そんな中で見つけたのが小田急線豪徳寺駅近くにあった「キッチン南海」です。

豪徳寺という駅は東急世田谷線の山下駅との乗換駅です。

当時はまだ現代のような新車両は少ない時代(画像は現代の車両)

Photo

旧車両は床は木造で冷暖房なしで扇風機と自然の風で対応していた時代です。

Photo_2

現地調査でクタクタになった体をもう一度気合を入れる為にもがっつりした定食が食べたい。

そう思った私に救いの手を差し伸べてくれたのが「キッチン南海」でした。

ちょうど小田急線(まだ高架前)のちょうど目の前に見える場所にこのお店はありました。

店内は極端に狭く、カウンター席しかないほど(私の記憶では)で、店主といいますが、コックはかなり高齢に見える男性の老人一人のみ。

当時22歳になろうかとしている私でしたが、どこかいぶし銀の店を好むところがありまして、こういった店にはハズレがないと確信して入店したのでした。

結果的にいえばまさに正解でした。

記憶ではたしか現地調査で豪徳寺周辺を調査した夏と冬の2回に渡って入店し、スタミナ定食か豚生姜焼き定食をオーダーしましたが、全て美味しかったのです。

私は名店を発見したと内心小躍りいたしました

しかし、半年後に担当を外れ、そのままそのお店には行くことはありませんでした。

お店は2009年に市街地再開発で閉店したようです。

そして2011年の夏。

私は向丘遊園駅に仕事でくることになりました。

そこからバスに乗り換えるのですが、なんとそこに営業しているか不明な「キッチン南風」があるではないですか

それでも、なかなか寄れる機会がなく過ごしていると、なんと都内でいくつか店舗が存在し、神保町でも店舗があるとの情報を入手いたしました。

私にとっては駆け出しの20代の青春の味です。

あの当時、料理人は違うかもしれませんが、「キッチンジロー」と同等の美味しい洋風定食を出したお店です。

機会があればまた行きたいお店の一つです。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-06-24 21:10:52
プルプルライス
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