お役人はウソを言うのが仕事なんですね。それも平然として、何事もないかのようにウソを言います。詐欺師と何の違いもない。しかも、税金で給料もらってこれですからね、詐欺師よりも質が悪い。詐欺師は、自分の稼ぎは、自分の詐欺師の腕にかかっているのに対して、お役人の方は、生活が保障されてるんですからね。
なぜ、お役人はウソをつくのか? それは、憲法を蔑ろのしているからですね。憲法15条第2項には、
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
と書いてあるけれども、お役人が国民「全体」を考えることはほとんどない。関係のある業界や関係のある族議員、自分にわいろをくれるか、あるいは、接待に誘ってくれるか、そのような大企業を優先します。ですから、情報を隠す訳ですね。それは、自分たちがやってることが国民にばれたら都合が悪いからですね。国民が知ったら「許せねー」と怒り出すでしょ。いま、沖縄や福島で、相当程度、そのウソがばれてきましたでしょ? ですから、実際、いま、沖縄の人々や福島の人々は「許せねー」と怒ってますでしょ。
学校の先生も、その多くがお役人。子どもには「嘘つくな」と教室や家庭で言っているくせに、学校や組織を守ろうと言う段になると、平気でウソを言いますね。大川小学校で6年生の娘さんを亡くした大川中学校(?)の佐藤敏郎先生が、石巻市教育委員会に入った先輩教員に対して、公の事件の説明会で詰め寄ったシーンがNHKでやったことがありましたでしょ。だけど、その先輩は遺族に対して誠意を尽くして説明しようという姿勢じゃぁない。むしろ、「余計なことは言わない」、「組織に都合の悪いことは隠そう」という感じでしたね。
「余計なことはしない」「余計なことを言わない」は、日本のお役人の行動原則。余計なことをしてくれる、優秀な役人は、国民にとっては貴重ですが、お役人にとっては「厄介者」。叩かれ、疎まれます。「出る杭は打たれる」とばかりに、讒言を受ける対象になっちゃうんですね。
これは先の憲法15条第2項に抵触しますよね。法治国家なのに、法の支配が徹底しない狂気です。
それは、組織に対する偶像崇拝です。それがいかに恐ろしい、おっかない狂気なのか。それがハッキリ分かりますでしょ。子どもの70人以上の命よりも、組織防衛を優先しちゃう、そのために平気でウソを言ってんですからね。
これは、太平洋戦争を勇んで戦った軍人やお役人(職業軍人もお役人)が、全体を考えず、自分の組織防衛をやって、自分がやっていることに対して、無責任体制があった。それと同じ無責任体制を作っているお役人や教員。それが狂気そのものです。