人間にとって、一番の悦びは、与える悦びです。大事なところのオンパレードのつづきです。
今日のブログは「うつる」繋がり、不思議です。
Young Man Luther 『青年ルター』p208の第3パラグラフ、下から12行目途中から。
聖書の中にルターがようやく見つけ出したのは、ルターが、「あっ、いるなぁっ」て気付いた、1人のお母さんだと思います。ルターは「人が気前良く出来る」のは聖書のおかげだとしました。気前よさにルターは心開くこともできましたし、ルターは、気前の良さを他の人達にもうつしていくこともできました。少なくとも、お母さんが気前良くしていると、そのお母さんの息子も気前良くなりますもんね。
気前の良さって、与える人ってことですね。プレゼントする人です。プレゼントするのは、与える悦びを深く知っているからでしょう。
「気前の良さ」、って、ヘブライ語では「眼が澄んでいる」って言うらしい(山浦玄嗣さん『イチジクの木の下で 上』p170)。素敵な表現ですね。でも、確かに気前が良い人って、眼がキラキラしていますからね。プレゼントをもらった人も、眼が自然にキラキラしますもんね。ですから、
眼のキラキラも、うつる
ってわけですね。