プロ野球の清原選手、薬物依存で逮捕され、裁判が昨日(5.17.2016)から始まりました。
薬物依存症。自分とは「関係ございません」とか、「あんなに地位や名声、お金まで手に入れたのに、バカだなぁ」という顔で、清原選手のことを、ニースやワイドショーで見ている人が多いだろうと思います。私は、申し訳ありませんが、それは「素人考え」だと考えます。なぜなら、「ニッポンは依存症大国」なのですから。しかも、「依存症の人には病識がないのか普通」で、しかも「ウソのプロ」だからです。
薬物依存症の人は、次第に、「薬物がないと、普通の生活ができなくなる」し、「薬を買うためには、お金が必要になるから、ドンドンウソが上手になって来る」、しかも、そのウソは「いろんな人にウソをつくんだけれども、最後にウソをつくのは自分自身に対してである」と、依存症の心理と行動を見事に解説してくれているが、「国立精神・神経医療研究センター」で依存症患者を長年診ている薬物依存研究部長、松本俊彦さんです。
依存症と言ったら、薬物、アルコール、ニコチンなどの「もの」に依存するものだという誤解がありますけれども、それだけではありませんね。ギャンブル依存症、ネット依存症、買い物依存症など、「暇つぶしでしていること」にいつの間にか依存している、ということもあります。あるいは、家庭内暴力(DV)、恋愛、などの関係に対する共依存、依存症もあります(ウィキペディアも、ご参照ください)。私は、「弱い立場の人を、コントロールし、支配し、隷属させる」依存症が、実は、一番多い、と考えます。それは、最多の依存症患者がいると思われがちなアルコール依存症の人よりも、遥かに多いと思います。 母親、父親、医者、教員、心理士、保育所や施設の職員、お役人など、人と関わる立場の人の多くが、この、「弱い立場の人を、コントロールし、支配し、隷属させる」依存症にやられてます。
無知無恥夫婦は、この「弱い立場の人を、コントロールし、支配し、隷属させる」依存症の典型です。片方は、小便チビルくらいの怒鳴り声で、片方は、情報の非対称性を利用するなどした上手なウソと、制度や公金を嫁さんや子分のために悪用、横流しすることで、子ども等を隷属されている訳ですね。始めは、そんなに大きな声じゃぁなかっただろうし、「裁量の範囲内」といえる程度だったでしょう。しかし、「上手に相手をコントロールし、支配し、隷属させた」時の、一瞬の快感、それに、「すごいですね」などと子分たちに言われる快感も、次第に加わってきて、エスカレートしていった…。それが現状の、「神をも畏れぬ」無知無恥な状況です。
今頃は、「平気」を装ってはいても、ビクビクしていることでしょう。「どこまでばれているのか?」、「バラシタのは、どいつだぁ」とばかりに疑心暗鬼になっているでしょう。証拠隠滅、口止め(かん口令)も、当然しているでしょう。
でも、いくらやっても、バレル時はバレル!
すでに相当尻尾が出てますから、時間の問題でしょう。