エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

三流以下の「懲りない人々」

2016-05-21 09:10:58 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
現代の「礼拝」
   「くれない族」、あるいは、≪与える恵み≫  「真」はイキイキ、ピチピチ生きること。「真」は、自由であって初...
 

 

 「発達トラウマ障害≒愛着障害」と診断・アセスメントすることの大事さを改めて考える1日目になったらいいですね。

 今朝も、今から7年前、311(2011)を遡って2年前、ヴァン・デ・コーク教授が、2009年に出した、発達トラウマ障害(DTD : defelopmental trauma disorder)をDSM-にハッキリと入れてね、という提案書(http://www.traumacenter.org/announcements/DTD_papers_Oct_09.pdf) の42目。

 今朝は、妥当性と信頼性の章の13日目。

 

 

 

 

 

 

トラウマを負わされた後に繰り返し続くストレスに伴う障害(PTSD)

「発達トラウマ障害」(DTD)に1番被る障害は、「トラウマを負わされた後に繰り返し続くストレスに伴う障害(PTSD)」です。

 

 

 

 

 

 

 

 本来、鑑別しなくてはならない発達トラウマ障害(DTD)とPTSDを、「PTSDと発達トラウマ障害は、区別ができない」と言っているが、ニッポンの大学の教員であり、医科大学で教員を務めている精神科医なんですね。

 いかに勉強不足で、三流以下な大学教員、三流以下の精神科医かが分かりますでしょ。

 

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インターメッツォ : 本当の優しさが生まれるところ

2016-05-21 03:09:38 | 聖書の言葉から

 

 

 
努力に努力を重ねた果てにあるもの
  「天にも昇る悦び」から生まれる学問・真理だけが本物の学問・真理で、それ以外はゴミです。現在の日本の大学(院)は、相当「環境意識」が高いのでしょう、本物の学問・...
 

 今日は、また女性の言葉に戻ります。今は売れっ子作家になった観のある渡辺和子さんの言葉から(『信じる「愛」を持っていますか』PHP文庫より)。

 

 

 

 

 

 淋しさなしに個の確立はあり得ず、孤独をかみしめたことのない者に、他者への真のいたわりとやさしさは生まれない。

 

 

 

 

 

 

 ソリチュードの話ですね。馴れ合いと裏取引・口裏合わせの人にはできないところです。

 本物の労わりと優しさは、個が確立していないとできません。馴れ合いの場合は、奴隷になったものに対して、エバッタ奴が、気まぐれで、交通費などを、公金やプールした金で、水増しして渡したりすることを、優しさなどと勘違いしている訳ですね。へへへ…、バレマッセ

 個の確立のためには、寂しさを十分に味わう中に、腹の底からの跳び上がるような悦びがある、と気付くことが大事になりますね。渡辺和子さんのご指摘の通りですね。

 

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本物の臨床家の息遣い

2016-05-21 01:47:03 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
希望を毎日味わいたい人は、是非是非。
  身近な関係が一番なのですから、お母さんは赤ちゃんが生まれたら、1歳半までは仕事を休んで、赤ちゃんのそばにいるのが、お母さんの責任です。お母さんが、赤ちゃんのそ...
 

 

  発達トラウマ障害≒愛着障害の子ども達は、ゆっくりと関係することが大事です。

 The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.338の、第4パラグラフから。ケヴィン・コールマンさんのお話の続きです。

 

 

 

 

 

 「参加者の皆は、いつもの生活では、こんなにいろんな人とアイ・コンタクトをしませんね。話をしている相手の眼も見ないんですからね。参加者の皆は、人が安全・安心なのかどうかもわかりません。ですから、彼らがアイ・コンタクトをしたり、どなたかが彼らを見たりする時に、皆さんがやることは、その参加者の人たちが、どこかに行ってしまわなくてもいいくらい安心と安全である、と言えるわけですね。少しずつ、少しずつ...です。」

 

 

 

 

 

 ケヴィン・コールマンさん。発達トラウマ障害≒愛着障害の子どもたちのことを、よくご存じですね。この会話から、その関わりの仕方が眼に浮かぶようですものね。本物の臨床家の息遣いを感じる文書です。

 

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いまこそ、人を大切にする社会の実現を!

2016-05-21 01:05:54 | ブルース・ペリー教授の『犬』

 

 

 
現代の「礼拝」
   「くれない族」、あるいは、≪与える恵み≫  「真」はイキイキ、ピチピチ生きること。「真」は、自由であって初...
 

 

 発達トラウマ障害=愛着障害の子どもとの達と関わる時には、待つことが大事です。ところが、精神科医や大学の教員でさえ、発達トラウマ障害≒愛着障害のことが、チンプンカンプン。ニッポンの精神医療と大学のレベルが、いかに低いかがお分かりだろうと思います。

 ブルース・ペリー教授の The boy who was raised as a dog の第11章、「癒しのやり取り」のp.246の、最後のパラグラフから。今晩の部分も再録ですが、改めて訳しています。

 

 

 

 

 

 もちろん、私どもの世界を子ども達にとって、もっと安全にするのは、容易なことではありません。世界を子ども達にとって、もっと安全にしようと努力することは、現代の最大の政治的議論に対処することです。グローバリゼーション、「働くのが良いのか、専業主婦が良いのかという母親戦争」、経済的不平等、など、政治的議論で名付けられているものは2~3ににすぎません。それに、アメリカでは、子どもたちの問題は、これまで歴史的に見て、リップサービス以上のことは、ほとんど何も行動に移されたことがありません。民主党も共和党も、「家族は大事」という旗印を掲げていても、現実には、ほとんどの親と子ども達に影響を及ぼす、日々の課題については、ほとんど何もしてないに等しい状況です。私がすべての解決法を知っている、などと申し上げているんじゃぁ、ありませんからね。しかしながら、私が強く思うことは、我々人類は社会的な種であり、しかも、人間らしい能力と弱さを兼ね備えながら発展する脳を持ち、しかも、脳が実現したことに脳が適応することを理解するならば、正しい問いを問うことになるのだろう、ということです。そして、もう1つ、強く思うのは、いまこそ、人を大事にする社会を作る時だ、ということです。

 

 

 

 

 

 

 私も、ブルース・ペリー教授のご意見に大賛成です。

 しかし、そのためには、裏取引に長けて、公私混同をする輩にはご退場いただいて【懲戒免職】誠実な話し合いと、その話し合いを誠実に実行する、日々の民主化運動が欠かせませんね。

 

 

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