若年性うつ病って、
それって、もしかして、
脳脊髄液減少症の可能性はないですか?
脳脊髄液減少症患者の多くは
「脳脊髄液減少症」の診断にたどりつく前に、
一度は
「精神的な病」を疑われています。
若年性うつ病とされている方は
一度は、
脳脊髄液減少症に似た症状がないか?
よくお調べください。
朝、非常にだるくて起きられないことはないですか?
頭痛やめまいや吐き気がしませんか?
いくら検査しても異常なしといわれる、体調不良は
ありませんか?
以前は読書が好きだったのに、
本や、教科書に書かれていることを、
読もうとしても、頭に入ってこないような感じはありませんか?
何をする気にもならず、着替えや身だしなみなど毎日の自分の世話さえ、おっくうに感じることはありませんか?
体調不良を医師に訴えると「ストレスのせい」と言われて、
ストレスらしいストレスは「この原因不明の体調不良くらいだ。」と思ったことはありませんか?
異常に疲れやすくはないですか?
思考力ややる気がおとろえたようには感じませんか?
何を食べても味がしない、
またはおいしくないことがありませんか?
朝の吐き気やムカムカで食欲がわかないことはありませんか?
入浴が非常に疲れ、おっくうに感じませんか?
身だしなみに気を使いたくても、だるくてそれができないと
感じたことはありませんか?
家族に、だらしなくなったと言われたことはありませんか?
頭が回転しなくなったように感じ、仕事や勉強が以前のように
スムーズにはかどらないと感じたことはありませんか?
普通の音が、非常に耳障りに感じませんか?
光がまぶしく感じませんか?
動作がテキパキできず、自分の動作が遅くゆっくりに感じたことはありませんか?
不眠や過眠などの睡眠障害がでませんか?
今まで興味があったことに、興味が持てなくなったり、できなくなったりしませんか?
今まで社交的で積極的だったのに、
急にひきこもりがちになり、人と会うのがおっくうで、
人に会いたくないと思うことは
ありませんか?
一日中、何もする気になれず、ゴロゴロと横になっているしかないことはありませんか?
目の下が疲れ目のようにピクピクケイレンしたり、体のあちこりが小さくピクピクケイレンしたりしませんか?
女性なら、生理不順が起こり、月経量が多くなって出血が多量になったり、
その逆で月経日数が短くなったり、月経量が少なくなったり、
月経にまつわる異常は感じませんか?
自分の手足が重く感じたことはありませんか?
自分の苦しみは誰にも理解されないと思ったことはありませんか?
こんなに苦しくつらい日々が続くなら、
死んでしまいたいと思ったことはありませんか?
これらに思い当たることはありませんか?
以上は、
脳脊髄液減少症の私が体験した
ごく一部の症状から考えた問いにすぎませんが、
若年ではなく大人の患者さんなら、
以下の質問も付け加えます。
性欲や性機能が低下したと感じることはありませんか?
そのことが原因で、パートナーや恋人との人間関係が
うまくいかなくなったと感じることがありますか?
なお、普通のうつ病のチェック表をすると、
私は脳脊髄液減少症なのに、
「うつ病」にあてはまってしまいます。
と、いうことは、
こどもの脳脊髄液減少症の患者であったなら、
「若年性うつ病」と思われてしまう可能性も
あると思います。
脳脊髄液減少症は精神科の病や、
起立性調節障害や、自律神経失調症と
間違われやすい病です。
脳脊髄液減少症によって、
それらの多彩な症状が出ていることに
気づくことのできる、
内科医、精神科医、小児科医、心療内科医は
まだまだ少ないのが現状だと思います。
脳脊髄液減少症に非常に似た症状が複数あったなら、
一度、
脳脊髄液減少症を疑ってみることや、
専門医にご相談することをおすすめします。
親や教師や医師などの、
大人が体調不良の真の原因に
正しく気づいてあげなければ、
こどもの患者は救われない と思います。
うつ病の症状と、脳脊髄液減少症の症状はかなり
重なっていますから、
お子様の原因不明の体調不良の影には
うつ病など精神的なものだけではなく、
脳脊髄液減少症が隠れている可能性があることを
どうかお忘れなく、くれぐれも
脳脊髄液減少症にご注意ください。
こどもの脳脊髄液減少症について詳しくは、こちら