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全国の自殺者が
1月の1ヶ月だけで、2645人もいたそうです。
2645人といえば、
私がかつて通っていた学校の全校生徒が約1000人でしたから、
その学校2校半近くの人間の命が
一ヶ月で、一度に自殺で消えていることになります。
もう3月ですから、
1月2月の2ヶ月だけで、単純計算で5000人ぐらいの
命が自殺で消えているとしたら、
これは国の大きな問題であり、損失だと思います。
至急具体的な自殺予防対策を望みます。
その自殺予防対策の中のひとつに、
脳脊髄液減少症患者の、早期救済も
お願いしたいと思います。
脳脊髄液減少症で、
身体的、精神的、人間関係的、経済的な悩みを抱えた私も、
今までに、いろいろな医療機関や相談機関に相談してみましたが、
何の助けにも救いにも気休めにもなりませんでした。
むしろ
「誰もわかってくれない、誰も助けてくれない」という
絶望感がさらに深まるだけでした。
あのような相談窓口の対応であれば、
何の自殺予防にもならないと思います。
さまざまな理由で追い詰められている人が、さらに絶望し、
自殺を実行してしまう気持ちが
よくわかります。
おそらく自殺に到ってしまった方がたも、必死に救いを
求めても、相手にされなかったり、
真剣に取り合ってもらえなかったり、
絶望した末に
命を絶ってしまったものと推測できます。
「自殺をする前に相談して」
そういうことをいとも簡単に、人も国も言いますが、
どこに相談しても、相手にされないと感じた経験がある私には、
そんな言葉は口先だけのきれいごとに感じます。
本当に、自殺を防ごうと思うなら、
人が助けを求めた時に、その人に真剣に向き合い、
具体的にその人を助けるための行動を迅速に開始し、
本当に自殺を回避するまで見届けるぐらいの制度と
それを行うことができるだけの人材が必要だと思います。
脳脊髄液減少症のことも、
いくら声を上げられる数少ない脳脊髄液減少症患者が
助けてくれと必死で声をあげても、
否定派医師や否定派保険会社の存在を許し、
いまだに迅速な患者救済にはいたっていないことをみても、
この国には、
深刻なSOSを発する人を、瞬時に見分け
助けるシステムはないのかと、
疑ってしまいます。
自殺者家族への聞き取り調査にしても、国ではなく、
民間のNPOが行ったもので、
民間が、動きだすまで、
国は自殺予防に対して、小手先だけの対策や
かけ声ばかりに感じ、
本当に国民の自殺を予防しようとする気があるのかとさえ、思います。
頼みの綱の「ライフリンク」でさえも、
どれだけ、
脳脊髄液減少症の自殺への危険経路について把握しているのでしょうか?
日本全国で毎日毎日起きている交通事故数を考えても、
至急、交通事故と脳脊髄液減少症と自殺との関連についても
調査してほしいと思います。
先日テレビでライフリンク代表の方が
自殺予防を訴えてくださっていましたが、
さまざまなタイプの自殺の危機経路には
気づかれておられていても、
交通事故やスポーツ事故の被害者となったことがきっかけて
自殺にまで追い詰められていく経路については
どうも抜け落ちているように感じました。
代表がおっしゃるように、
「自殺は個人の心の問題ではなく、社会の問題」
だと私も思います。
脳脊髄液減少症患者の抱えている問題についても、
決して個人的な問題ではなく、
社会的な問題だと私は思います。
代表が気づかれているように、
自殺にはいくつかの段階を経る、
危機経路があると私も思います。
代表がお話していたように、
事業不振→多重債務→生活苦→うつ→自殺
配置転換→過労→身体疾患→うつ→自殺
という、
流れを、どこかで断つことができれば、
たとえば、多重債務になった時、
生活苦に陥ったとき、
代表がおしゃっていたように、
なんらかの支援や対策がなされていれば、
その先の うつ→自殺の経路は断つことができたかもしれません
配置転換でその職場の人間関係に合わず、
しきりに疲れを訴え、元の職場に戻してほしいと訴えていた段階で、
産業医なり、上司なりが、適切な対応をしていれば、
その先の経路である、身体疾患→うつ→自殺という経路も
断つことができたかもしれません。
脳脊髄液減少症でも、
交通事故→身体疾患、精神症状→症状が周囲に理解されず、適切な支援が得られない→働けない→経済苦→うつ→自殺
という自殺への危機経路がある可能性があることに、
ぜひNPOライフリンクの方がたや
内閣府の自殺対策の担当者の方には
知っていただきたいと思います。
そして、自殺者の家族の聞き取り調査にあたっては、
過去に交通事故やスポーツ事故などの事故の有無と
その後に体調不良があり、医師めぐり をしていなかったか?も
調査項目に加えてもらいたい と思います。
そうすれば、
脳脊髄液減少症と自殺者との因果関係も見えてくると思います。
ぜひ、今後の自殺防止のためにも、
調査をよろしくお願いします。
自殺で命を落とす方や、
思い余って、母子心中や一家心中を考えて実行しまう方が、
ひとりでも思いとどまり、
自殺や心中が減ることを心から祈っております。
ろくろさんからの情報による、福岡小1殺人事件の続報です。
でも、このお母さん、本当に繊維筋痛症なのでしょうか?
脳脊髄液漏れのMRミエロ検査やRI検査はしているのでしょうか?
長年モルヒネさえ効かない激痛に苦しんだ
サイエンスライターの柳澤桂子さんは、
脳脊髄液減少症だった のですから、
このお母さんのことも、私はとても心配です。
身体的にも精神的にも、限界まで追い詰められての末の
犯行ではなかったか?とも考えます。
刑務所の外の
繊維筋痛症の専門医にも受診できないようでは、
ましてや、脳脊髄液減少症の可能性についての
セカンドオピニオンや検査なんてうけられないと思います。
いくらわが子を殺してしまった母とはいえ、
病の治療を受ける権利、
病の回復のための検査を受ける権利、
治るための専門医を受診する権利ぐらいは
守ってあげてほしいと思います。
罪をきちんとつぐなうためにも、まずは
きちんと受診させてあげてほしいと思います。