脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

軽度外傷性脳損傷 2

2009年03月14日 | つぶやき

 

3月9日のNHK首都圏ネットワークでの

「軽度脳損傷」のレポートを見た続きです。

 

アナウンサーが

軽度脳損傷のことの報道の最後のほうで

「のうせ・・・・・」と言いかけたことが気になっていると

書きました。 

 

 そこで、こんなことも想像してしまいました。 

「脳脊髄液減少症」なんて病名いくら放送しても、

視聴者が、「自分とは関係ない!」と思いやすく

「もしや自分も?」とはなかなか思わない病名だから、

 

 交通事故後の不定愁訴に苦しむ人は、

「軽度脳損傷」という病名のほうがピンときやすく、

「自分と関係あるかも?」

「もしや自分も?」、と気づきやすいため、

この病名をあえて話題に取り上げたのかなぁ?と・・・・

 

そして、事故被害者が、

軽度脳損傷を調べるうちに、

脳脊髄液減少症にも非常に似ていることに気づくことを

ひそかにNHKの誰かが狙い、 

少しでも似た症状に苦しむ事故後遺症の患者さんたちに

脳脊髄液減少症のことも気づかせたいという

影の狙いがあったのかも?なんて・・・。

 

NHKは何回も脳脊髄液減少症のことを放送しているし、

今までにも、

脳脊髄液減少症患者からメールもたくさん届いているはずだから、

軽度脳損傷が脳脊髄液減少症に似ていることに

気づかないはずがないと思うのです。

 

この首都圏ネットワークにも、

脳脊髄液減少症の抱えている問題を、

知っているスタッフが裏にいたり、

池田アナウンサーも脳脊髄液減少症のことを

知っていたのかもしれません。 

だからこそ、

つい「のうせ・・・・」と言いかけてしまったのかも

しれません。

 

それにしても、軽度脳損傷って、

ほどんど脳脊髄液減少症と重なりますね。

原因も、経過も、症状も、無理解も、軽症に見られるところも・・・・。

 

軽度脳損傷の患者の会の方がたは

脳脊髄液減少症のことをご存知なのでしょうか?

もしかしたら、脳の損傷ではなく、

脳脊髄液漏れで、そのような症状が出ている

可能性があることを、

ご存知なのでしょうか?

 

もしかしたら、

ブラッドパッチで、その長年治らなかった症状が

回復するかもしれないことに、

気づかれておられるのでしょうか? 

 

軽度外傷性脳損傷の患者会の連絡先が

番組で紹介されていました

 

患者会の連絡先は

以下のとおりです。

▼「軽度脳損傷」
 患者会の事務局
 電話03-3685-2617

どなたか、脳脊髄液減少症のことを

患者さんたちに教えてあげてくれませんか?

 

また、

篠田記者がレポートしていたように、

この、脳脊髄液減少症とそっくりの症状を抱えた

軽度脳損傷が

すでに5年前にWHOで診断基準が定められていたとは

初めて知りました。

 恐らく脳外傷としての分類だと思われます。

 

脳損傷の知識

 

米兵が爆風で軽度脳損傷、毎日新聞社記事

活動に支障2割、毎日記事

 爆風で吹き飛ばされれば、

交通事故の追突や正面衝突と似た衝撃を

体に受けるはずだと私は思います。

 

つまり、爆風でも、首がしなったり、

体が飛ばされてどこかに打ちつけられたりして、

頭や背中を強打して、

脳脊髄液減少症になる可能性もあると思います。

 

番組に出てお話されていた石橋徹先生、は(整形外科のところをクリック,

次に出てきた画面の「石橋」をクリック、石橋先生のコメントは必見です。

脳脊髄液減少症に関しては、ご存知なのでしょうか?

 

もしご存知でも、否定派の先生なのか?

肯定派の先生なのか?私にはわかりません。

 

もしかしたら、脳脊髄液減少症には否定派だからこそ、

そっくり原因症状経過の病態に、

別の病名を提唱したのかもしれません。

 

それとも純粋に、

「軽度」と診断されて苦しんでいる患者を救いたいという思いから、

軽度脳損傷に関心を持っていらっしゃるのかもしれません。

 放送の中で、

医師が、

「今患者さんが声をあげたことを、どうかお聞き届けいただき、

患者さんの声に耳を傾けてあげてほしい」

なんて

 

患者を思いやる優しい言葉をおしゃってくださっているし、

病院のホームページでのコメントにも、

「現在、軽度脳損傷の患者救済に力を入れている。」

はっきり書いていらっしゃるところから考えると、

患者のことを第一に考える、

優しい先生なんだろうなという印象を

私は持ちました。

 

こういう、世間があまり注目しない、

見た目ではわからない事故後遺症に関心を持つ先生は、

 

脳脊髄液減少症のS医師のように、

この整形の先生も、きっと日ごろから

患者の不定愁訴の訴えにも、

真摯に耳を傾けている優しい先生なんだろうなと想像しました。

 

 

だからこそ、「軽度脳損傷」という気づきがあり、

「これは大変だ、

潜在患者が日本にたくさんいるはずだ、

なんとか社会に知らせなきゃ

「苦しむ患者たちの力にならなきゃ」という

お気持ちになったのかもしれない・・・・・と思いました。

 

もし、そうなら、

ほんとうに貴重な先生だと思います。

 

こういう先生は

 たとえ脳脊髄液減少症の否定派の先生であったとしても、

脳脊髄液減少症の公的研究者に、ぜひ加わっていただき、

 

脳脊髄液減少症に詳しい脳外科医の先生たちと

情報交換して、

一緒にこれらの事故後遺症について考え、

 一緒に、脳脊髄液減少症の研究をもしていただきたいと

私は思いました。

 

そこから、軽度脳損傷のことも解明されてくる可能性もあるし、

脳脊髄液減少症と軽度脳損傷の関連についても

明らかになってくると思うのです。

 

昨日も紹介しましたが、

石橋徹、整形外科医師の著書は こちらや こちら

 ( さらに続く)

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