福島原発事故の影響で、
ただでさえ、水、食品での内部被ばく、
外遊びでの外部被ばくについて、
今まで以上に、過敏になっているお母さんたち。
その不安は当たり前だ。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
なぜ、こどもたちが外で思い切り遊べなくなってしまったのか?
なぜ、水や空気や食品の放射能汚染におびえ、
大人たちが、自ら放射能測定機を持って、
こどもたちの過ごす場所の放射能を検査しなければならなくなったのか。
こんなことは二度と起こってほしくないから、
私は、こんな恐ろしい発電装置はもうやめて、
怖くない発電方法に変えていってほしいと思う。
福島県からの県外への転校も多いと
報道され、住民票の移動に伴い、
福島県の人口まで減ってしまった。
毎日毎日、その日の空間放射線量が、テレビや新聞で細かく報道され、
その地域の放射線量が細かく調査され地図に表わされる。
私も、あんなに中国産の野菜の農薬などが気になっていたのに、
まさか、農薬より怖い放射線汚染なんてことが起こるなんて、
今まで考えてもみなかった。
もう、外国産の農薬なんて、怖くなくなったほどだ。
だから、お母さんたちが、こどもの被ばくに神経をとがらす気持ちは
痛いほどわかる。
こどもはなるべく被ばくしないにこしたことはない。
それはわかっている。
でも、
こんな記事まででたら、
脳脊髄液減少症かもしれない
学校へ行けないほどの症状を抱えて苦しんでいる子供の親たちが、
脳脊髄液減少症の検査に必要な検査を
被ばくを恐れて検査させないのではないか?と
とても心配になった。
脳脊髄液減少症の専門医が、RI検査の必要性をすすめても、
こどものRI検査を、被ばくを恐れて拒む親が出そうで、とても不安なのだ。
たしかに、記事にあるように
たとえ、検査といえども、必要以上の被ばくは許されない。
検査で得られる利益が、検査で受ける被ばくの不利益を上回る場合にのみ、
行われるべきだ。
けれど、
特に子供の場合だからこそ、
検査で得られる利益と、検査で受ける不利益は、よく考えてほしい。
脳脊髄液減少症が見逃されることでこれから起こるであろう不利益は、
現在は見えないのだから。
不利益ばかりを恐れて、
検査で最低限必要な医療被ばくまで、恐れて、避けて、
そのために、RI検査をしないで、
さまざまな症状の原因を、脳脊髄液漏れがあるかどうか、白黒はっきりさせないままで
放置しないでいただきたいと思う。
特に、こどもの脳脊髄液漏れだけは、絶対に放置しないでいただきたい。
なぜかというと、
こどものうちは、親が何でもフォローしてくれるので、
そのままでも、なんとか今は症状に耐えていられるかもしれないけれど、
もし、
脳脊髄液減少症だった場合、大人になってもその症状に振り回され、さらに悪化するのでは
本人がつらすぎるから。
悪化してからでは、もはや、自分の力では、脳脊髄液減少症の専門医にまで
たどりつくことさえ、できなくなる可能性があるから。
動けるうちに、まだ、症状が比較的軽いうちに、もし、脳脊髄液減少症が疑われるような症状と、
過去の交通事故歴、スポーツ事故歴、暴力など、体に衝撃を受けたエピソードが過去にあるのなら、
脳脊髄液減少症の専門医に検査を勧められたのなら、
脳脊髄液漏れがあるのかないのか、
早めにはっきりさせたほうがいいと、私は思う。
脳脊髄液減少症の可能性が高いと専門医が判断して、
検査を勧められた場合は、
親は、その検査の利益と不利益をよく考え、
こどもと話し合ってほしい。
正当な判断をするためには、まず、
脳脊髄液減少症とはどんな症状が出て、放置するとどうなるかをしっかり調べて学んでほしい。
もし、激しい脳脊髄液漏れがあって、漏れが止まらないままにされると、
人体にどんなことが起きるか、
その人の人生にどんな不利益があるかも考えてほしい。
情報は少ないが、
他にもこうして患者が発信しているはずだから。
今は「起立性調節障害」「自律神経失調症」程度の、軽い症状であったとしても、
もし、
脳脊髄液が漏れていることが原因として隠れていて、そういう症状が出ているのであれば、
そのまま脳脊髄液が漏れたまま、漏れを止めないで放置すれば、
精神的にも身体的にも、
今後も、実にさまざまな症状があらわれてくるから。
その症状のたびに別の医師を受診すれば、
ますます、脳脊髄液減少症から離れていってしまう恐れがあるから。
その症状は、誰にも理解されない、
それはそれは恐ろしい、生き地獄みたいな、拷問みたいな、
ものすごくきつい身体症状も出てくる。
精神症状は、気が狂ったんじゃないかと思うほどの、症状だって出てくる。
精神科医を受診すれば、
実にさまざまな精神科領域の病名だってつきかねず、
その薬づけになってますます具合が悪くなる可能性もある。
脳脊髄液が漏れた状態で放置された
人間の脳や体や心や人生が受けるダメージを、
私はいやというほど知っている。
脳脊髄液が漏れたまま放置されれば、
やりたかったことも、日常生活も、次第に制限されてしまうこともあるのだ。
脳脊髄液が漏れたまま検査も治療もしないまま放置されれば、
最悪、歩行障害、寝たきりにまで悪化する恐れもあるのだ。
なまけもの扱いされて、心傷つき、
人間不信にも陥いり、以後ずっと心閉ざしてしまう恐れもあるし、
誤解されて大切な人間関係まで、
失ってしまうことまであるのだ。
脳脊髄液減少症だとわからないまま、ほったらかされると、
私みたいに人生を症状に振り回されてしまいかねない。
脳脊髄液漏れが放置されることで、起こってくる
さまざまな不利益や、その恐ろしさを、私は知っているから、
知らない人に伝えたい。
こんな思いは、
これからの子供たちには絶対に味わわせたくない。
脳脊髄液減少症が疑われると、脳脊髄液減少症の専門医に言われ、
RI検査を勧められたなら、
迷わず検査を受けて、白黒はっきりさせてあげてほしい。
もし漏れていなかったら、よけいな被ばくをしたと思うより、
ひとつの憂いが否定されてよかったと思えるかどうかでも、
検査に対する考え方は違ってくる。
もし、漏れていたら、ショックを受けるよりも、
今までわからなかった原因がわかったのだから、
新たな治療の道が開け、回復の道も開けるのですから。
お母さんたち、この時期だから、放射能に敏感になっているのはしかたがないと思う。
でも、お願いだから、
必要以上に、RI検査を恐れないで。
必要以上に、医療被ばくを恐れないで。
何より、
あなたの子供を救うこと、を第一に、
よく考えて、よりよい判断をしていただきたいと思う。
勇気を出してRI検査を受け、
脳脊髄液が漏れていることや、漏れている場所がわかり、ブラッドパッチで症状が改善し、
苦しみから解放されたこどもたちは
この日本にたくさんいるはずです。