反射性交感神経ジストロフィー
線維筋痛症
慢性疲労症候群、
軽度外傷性脳損傷などの、
今、「脳脊髄液減少症」以外のなんらかの病名がついている患者さんに私は伝えたい。
台風12号の接近時や、
今回のような台風15号の接近時、
痛みやだるさなど、なんらかの症状が悪化した人はいませんか?
もし、台風接近で症状が悪化するなら、
もしかしたら、それは脳脊髄液減少症が本当の原因かもしれませんよ。と。
よく自分の症状を観察して見てください。
女性の場合、生理周期で症状が悪化したり、軽快したりしませんか?
生理痛が激しくなったりしませんか?
台風接近で、そういう傾向のある方は、もしかしたら「脳脊髄液減少症」かもしれませんよ。
今ついている病名ではなく、
もしかしたら、あなたの症状の本当の原因は
脳脊髄液漏れでの減少が原因かもしれないってことです。
よ~く思いだしてください。
交通事故に遭ったことはありませんか?
激しい激突を伴うスポーツをしていたことはありませんか?
それで転倒したことはありませんか?
症状はいつから出てきましたか?
何か衝撃を受けた後からではないですか?
ストレスとか、精神的なものとか、更年期障害とか以外に、
「脳脊髄液減少症かも?」という視点で、ご自分の症状の原因を考えたことが、
今まで一度もない人ならなおさら、
一度、脳脊髄液減少症の可能性も考えてください。
ご自分で疑わしいと思ったら、一度脳脊髄液減少症の治療経験豊かな専門医に相談することをお勧めいたします。
それに、
もうすでに脳脊髄液減少症の診断がついている女性患者さんにも伝えたい。
昨日から朝日新聞の「患者を生きる」の連載で始まった、
女性と病気「更年期障害」
を読んでみてください。
この連載「患者を生きる」では
女性と病気をとりあげているけれど、
「女性の脳脊髄液減少症」が連載されたこと今までないもんね。
今回も以前の「線維筋痛症」に続いて、朝日新聞記者に教えてあげましょうよ。
(関連過去記事はこちら)
いかに、女性の脳脊髄液減少症患者は、更年期障害に間違われるかを。
いかに症状がそっくりかを。
更年期障害でなく、
脳脊髄液減少症でも、
眠りたいのに頭がさえ寝付けない不眠、
食欲がわかない、食事が砂をかむよう、食事がのどを通らない。
拍動性の激しい頭痛、
目のピントがあわない感じ、
肩こり、腰痛、目の奥も痛み、
これらの症状は起こるんですよってこと。
私たち脳脊髄液減少症の女性患者が、脳脊髄液減少症の病名にたどりつくまでに、
どれだけ更年期障害とか、自律失調症とか、うつ病と間違われやすいかってこと。
更年期には程遠い10歳以下や、10代の女性の脳脊髄液減少症患者は、
自律神経失調症や起立性調節障害が間違われやすいかもしれない。
私たちの体験を記者さんたちに
教えてあげましょうよ。
朝日新聞「患者を生きる」への
ご意見・体験はメール
へと募集しているみたいですから。
私たちが、黙っていたんじゃ男性新聞記者や男性医師になんて、わかるわけがない。
ただでさえ認知度の低い脳脊髄液減少症の症状のうちの、
女性特有の症状なんて・・・・。
その症状があまりにもありふれている症状ばかりでしかも多彩すぎて、
それで、ほったらかしていたり、他の病名の方向違いの治療受けているうちに、
次第に悪化して、気づけば自力で病院にも行けないほどに悪化してしまうってとこが
恐ろしいの。
医師も大学で
外傷性の脳脊髄液減少症の症状や特徴や、女性の脳脊髄液減少症患者の特有症状について
教えられていないから、
症状から脳脊髄液減少症の可能性も見抜けない医師がほどんどだってってとこが、恐ろしいの。
患者も「脳脊髄液減少症」に気づけず、
ほったらかしたり、別の病名の治療を受けて、悪化してからはじめて
「ちがうんじゃないか?」って考えはじめて、
改めて必死に病名さぐってやっと
「脳脊髄液減少症かも?」って気づいても、
その時には、もはや、一人では病院受診すら難しくなってしまうの。
だから、症状がまだ軽いうちに、
自力で病院受診できるうちに、
脳脊髄液減少症の可能性に気づいて、専門医を受診して、
脳脊髄液減少症の可能性について、確かめてほしいの。
お願いだから、早く「自分で脳脊髄液減少症の可能性に気づいて」
私のようにこじらせないでほしいの。
(患者を生きる 女性と病気 「更年期障害」全6回は、そのうちこちらに表示されると思います。)
ボランティアのお願いはこちら。