熊本県庁のホームページに
脳脊髄液減少症のことが載ったようです。
熊本県知事さん、よろしくお願いしますよ・・・
私たち患者の目には見えない苦しみの数々を理解して、
否定派医師や、否定派保険会社にまで苦しめられている
患者たちをせめて知事さんは理解して、
どうか県民患者に救済の手をさしのべてください。
助けてください。
お願いします。
熊本県知事への直行便とは?
熊本県知事へのご意見はこちら。
(リンク先はパソコンでご覧ください。)
全国の自殺者が
1月の1ヶ月だけで、2645人もいたそうです。
2645人といえば、
私がかつて通っていた学校の全校生徒が約1000人でしたから、
その学校2校半近くの人間の命が
一ヶ月で、一度に自殺で消えていることになります。
もう3月ですから、
1月2月の2ヶ月だけで、単純計算で5000人ぐらいの
命が自殺で消えているとしたら、
これは国の大きな問題であり、損失だと思います。
至急具体的な自殺予防対策を望みます。
その自殺予防対策の中のひとつに、
脳脊髄液減少症患者の、早期救済も
お願いしたいと思います。
脳脊髄液減少症で、
身体的、精神的、人間関係的、経済的な悩みを抱えた私も、
今までに、いろいろな医療機関や相談機関に相談してみましたが、
何の助けにも救いにも気休めにもなりませんでした。
むしろ
「誰もわかってくれない、誰も助けてくれない」という
絶望感がさらに深まるだけでした。
あのような相談窓口の対応であれば、
何の自殺予防にもならないと思います。
さまざまな理由で追い詰められている人が、さらに絶望し、
自殺を実行してしまう気持ちが
よくわかります。
おそらく自殺に到ってしまった方がたも、必死に救いを
求めても、相手にされなかったり、
真剣に取り合ってもらえなかったり、
絶望した末に
命を絶ってしまったものと推測できます。
「自殺をする前に相談して」
そういうことをいとも簡単に、人も国も言いますが、
どこに相談しても、相手にされないと感じた経験がある私には、
そんな言葉は口先だけのきれいごとに感じます。
本当に、自殺を防ごうと思うなら、
人が助けを求めた時に、その人に真剣に向き合い、
具体的にその人を助けるための行動を迅速に開始し、
本当に自殺を回避するまで見届けるぐらいの制度と
それを行うことができるだけの人材が必要だと思います。
脳脊髄液減少症のことも、
いくら声を上げられる数少ない脳脊髄液減少症患者が
助けてくれと必死で声をあげても、
否定派医師や否定派保険会社の存在を許し、
いまだに迅速な患者救済にはいたっていないことをみても、
この国には、
深刻なSOSを発する人を、瞬時に見分け
助けるシステムはないのかと、
疑ってしまいます。
自殺者家族への聞き取り調査にしても、国ではなく、
民間のNPOが行ったもので、
民間が、動きだすまで、
国は自殺予防に対して、小手先だけの対策や
かけ声ばかりに感じ、
本当に国民の自殺を予防しようとする気があるのかとさえ、思います。
頼みの綱の「ライフリンク」でさえも、
どれだけ、
脳脊髄液減少症の自殺への危険経路について把握しているのでしょうか?
日本全国で毎日毎日起きている交通事故数を考えても、
至急、交通事故と脳脊髄液減少症と自殺との関連についても
調査してほしいと思います。
先日テレビでライフリンク代表の方が
自殺予防を訴えてくださっていましたが、
さまざまなタイプの自殺の危機経路には
気づかれておられていても、
交通事故やスポーツ事故の被害者となったことがきっかけて
自殺にまで追い詰められていく経路については
どうも抜け落ちているように感じました。
代表がおっしゃるように、
「自殺は個人の心の問題ではなく、社会の問題」
だと私も思います。
脳脊髄液減少症患者の抱えている問題についても、
決して個人的な問題ではなく、
社会的な問題だと私は思います。
代表が気づかれているように、
自殺にはいくつかの段階を経る、
危機経路があると私も思います。
代表がお話していたように、
事業不振→多重債務→生活苦→うつ→自殺
配置転換→過労→身体疾患→うつ→自殺
という、
流れを、どこかで断つことができれば、
たとえば、多重債務になった時、
生活苦に陥ったとき、
代表がおしゃっていたように、
なんらかの支援や対策がなされていれば、
その先の うつ→自殺の経路は断つことができたかもしれません
配置転換でその職場の人間関係に合わず、
しきりに疲れを訴え、元の職場に戻してほしいと訴えていた段階で、
産業医なり、上司なりが、適切な対応をしていれば、
その先の経路である、身体疾患→うつ→自殺という経路も
断つことができたかもしれません。
脳脊髄液減少症でも、
交通事故→身体疾患、精神症状→症状が周囲に理解されず、適切な支援が得られない→働けない→経済苦→うつ→自殺
という自殺への危機経路がある可能性があることに、
ぜひNPOライフリンクの方がたや
内閣府の自殺対策の担当者の方には
知っていただきたいと思います。
そして、自殺者の家族の聞き取り調査にあたっては、
過去に交通事故やスポーツ事故などの事故の有無と
その後に体調不良があり、医師めぐり をしていなかったか?も
調査項目に加えてもらいたい と思います。
そうすれば、
脳脊髄液減少症と自殺者との因果関係も見えてくると思います。
ぜひ、今後の自殺防止のためにも、
調査をよろしくお願いします。
自殺で命を落とす方や、
思い余って、母子心中や一家心中を考えて実行しまう方が、
ひとりでも思いとどまり、
自殺や心中が減ることを心から祈っております。
ろくろさんからの情報による、福岡小1殺人事件の続報です。
でも、このお母さん、本当に繊維筋痛症なのでしょうか?
脳脊髄液漏れのMRミエロ検査やRI検査はしているのでしょうか?
長年モルヒネさえ効かない激痛に苦しんだ
サイエンスライターの柳澤桂子さんは、
脳脊髄液減少症だった のですから、
このお母さんのことも、私はとても心配です。
身体的にも精神的にも、限界まで追い詰められての末の
犯行ではなかったか?とも考えます。
刑務所の外の
繊維筋痛症の専門医にも受診できないようでは、
ましてや、脳脊髄液減少症の可能性についての
セカンドオピニオンや検査なんてうけられないと思います。
いくらわが子を殺してしまった母とはいえ、
病の治療を受ける権利、
病の回復のための検査を受ける権利、
治るための専門医を受診する権利ぐらいは
守ってあげてほしいと思います。
罪をきちんとつぐなうためにも、まずは
きちんと受診させてあげてほしいと思います。
若年性うつ病って、
それって、もしかして、
脳脊髄液減少症の可能性はないですか?
脳脊髄液減少症患者の多くは
「脳脊髄液減少症」の診断にたどりつく前に、
一度は
「精神的な病」を疑われています。
若年性うつ病とされている方は
一度は、
脳脊髄液減少症に似た症状がないか?
よくお調べください。
朝、非常にだるくて起きられないことはないですか?
頭痛やめまいや吐き気がしませんか?
いくら検査しても異常なしといわれる、体調不良は
ありませんか?
以前は読書が好きだったのに、
本や、教科書に書かれていることを、
読もうとしても、頭に入ってこないような感じはありませんか?
何をする気にもならず、着替えや身だしなみなど毎日の自分の世話さえ、おっくうに感じることはありませんか?
体調不良を医師に訴えると「ストレスのせい」と言われて、
ストレスらしいストレスは「この原因不明の体調不良くらいだ。」と思ったことはありませんか?
異常に疲れやすくはないですか?
思考力ややる気がおとろえたようには感じませんか?
何を食べても味がしない、
またはおいしくないことがありませんか?
朝の吐き気やムカムカで食欲がわかないことはありませんか?
入浴が非常に疲れ、おっくうに感じませんか?
身だしなみに気を使いたくても、だるくてそれができないと
感じたことはありませんか?
家族に、だらしなくなったと言われたことはありませんか?
頭が回転しなくなったように感じ、仕事や勉強が以前のように
スムーズにはかどらないと感じたことはありませんか?
普通の音が、非常に耳障りに感じませんか?
光がまぶしく感じませんか?
動作がテキパキできず、自分の動作が遅くゆっくりに感じたことはありませんか?
不眠や過眠などの睡眠障害がでませんか?
今まで興味があったことに、興味が持てなくなったり、できなくなったりしませんか?
今まで社交的で積極的だったのに、
急にひきこもりがちになり、人と会うのがおっくうで、
人に会いたくないと思うことは
ありませんか?
一日中、何もする気になれず、ゴロゴロと横になっているしかないことはありませんか?
目の下が疲れ目のようにピクピクケイレンしたり、体のあちこりが小さくピクピクケイレンしたりしませんか?
女性なら、生理不順が起こり、月経量が多くなって出血が多量になったり、
その逆で月経日数が短くなったり、月経量が少なくなったり、
月経にまつわる異常は感じませんか?
自分の手足が重く感じたことはありませんか?
自分の苦しみは誰にも理解されないと思ったことはありませんか?
こんなに苦しくつらい日々が続くなら、
死んでしまいたいと思ったことはありませんか?
これらに思い当たることはありませんか?
以上は、
脳脊髄液減少症の私が体験した
ごく一部の症状から考えた問いにすぎませんが、
若年ではなく大人の患者さんなら、
以下の質問も付け加えます。
性欲や性機能が低下したと感じることはありませんか?
そのことが原因で、パートナーや恋人との人間関係が
うまくいかなくなったと感じることがありますか?
なお、普通のうつ病のチェック表をすると、
私は脳脊髄液減少症なのに、
「うつ病」にあてはまってしまいます。
と、いうことは、
こどもの脳脊髄液減少症の患者であったなら、
「若年性うつ病」と思われてしまう可能性も
あると思います。
脳脊髄液減少症は精神科の病や、
起立性調節障害や、自律神経失調症と
間違われやすい病です。
脳脊髄液減少症によって、
それらの多彩な症状が出ていることに
気づくことのできる、
内科医、精神科医、小児科医、心療内科医は
まだまだ少ないのが現状だと思います。
脳脊髄液減少症に非常に似た症状が複数あったなら、
一度、
脳脊髄液減少症を疑ってみることや、
専門医にご相談することをおすすめします。
親や教師や医師などの、
大人が体調不良の真の原因に
正しく気づいてあげなければ、
こどもの患者は救われない と思います。
うつ病の症状と、脳脊髄液減少症の症状はかなり
重なっていますから、
お子様の原因不明の体調不良の影には
うつ病など精神的なものだけではなく、
脳脊髄液減少症が隠れている可能性があることを
どうかお忘れなく、くれぐれも
脳脊髄液減少症にご注意ください。
こどもの脳脊髄液減少症について詳しくは、こちら
私は、この国のおきさき様は
「適応障害」ではなく、「脳脊髄液減少症ではないか?」
と思っています。
なぜなら、
おきさき様も人間である以上、
私達に起きる病と同じことが、
おきさき様にも起こる可能性があると思うからです。
しかも
症状や経過や、
見た目のお元気そうな姿が、あまりにも、
脳脊髄液減少症患者に似ていると感じるからです。
それなのに、
この脳脊髄液減少症という病名だけが、
おきさき様の多彩な苦しみの原因をさぐる診断の上で
除外されているのは、おかしなこと
だと思います。
しかも、これほど症状がそっくりなのに、
疑う病名の可能性としての
候補にもあがってこないのはとても不自然です。
おそらく、
いまだに公的に認められていない病
だからだろうと察します。
現実に多くの一般国民患者がすでに
体験や治療効果を語っていても、
おそらく、医学の教科書に診断基準や診断方法の記載のない病名は、
医学が認めない病名は、
「おきさき様の病名としては疑うことさえ許されない」
のだと思います。
もし、
おきさき様が本当に脳脊髄液減少症だったら、
「精神科の主治医」や、その他の担当医が
脳脊髄液減少症との類似性に気づかない限り、
また、気づいても、
脳脊髄液減少症に詳しい医師に相談しようと考えない限り、
国と医学界が、
この病の診断治療法を公的に認めない限り、
おきさき様は
脳脊髄液減少症のMRI検査さえ、
受けることができないでしょう。
医師の統一見解も、
統一診断基準も、
治療効果の科学的エビデンスもまだ、得られていない、と
延々とブラッドパッチの保険適用を先延ばしにされてきた
現状を見ても、
今のままでは、おきさき様はこの病気を疑われることさえ、
無理でしょう。
脳脊髄液減少症専門医に診ていただくことも、MRIや
リスクのあるRI検査を受けることも、
ましてブラッドパッチ治療を受けることも不可能なままでしょう。
つまり、もし、
おきさき様が今、脳脊髄液減少症だとしたら、
現状では、延々と苦しみに耐えるしかないはずです。
私達一般人は、「この医師じゃダメだ。自分は治せない」と感じたら、
勝手に今までの主治医を切り捨てて、
逃げ出すこともできますが、
おきさき様はそれができないのです。
私達一般人の患者は、
マスコミなどで聞いた
脳脊髄液減少症の病名の症状と自分の症状が似ていることに気づき、
「もしや脳脊髄液減少症では?」と主治医にたずね、
その医師に、
「脳脊髄液減少症?そんなことありえないね。」と否定され、
と笑い飛ばされたら、
その否定派医師には黙って、他の医師を訪ねることだって、
脳脊髄液減少症の専門医の予約をとることだって、やろうと思えば、私たちにはできるのです。
でも、おきさき様は、自分の判断だけで、
医師を変えることも、
こっそり、脳脊髄液減少症の専門医を受診することも
おそらくできないと思います。
今後も、国や社会が否定派医師の存在を許し続け、
医学界が、この病と、ブラッドパッチの有効性を
公的に認めないならば、
国も医学界も認めない病名の診断とその治療法を
おきさき様が受けることは、今後も無理だと思われます。
一般国民が受けて回復して元気になっている治療法を、
医学や国が公には認めないという理由だけで、
おきさき様は受けられず、お元気になる可能性のある道を
閉ざされるとしたら、本当にお気の毒です。
もし、本当におきさき様が脳脊髄液減少症であったなら、
今後、脳脊髄液減少症の研究も、
診断基準も定まらないなら、
この先ずっと、おきさき様は治療にたどりつけない、
つまり、治らないまま苦しみ続けることを、
否定派の人々によって
強いられ続ける と
言っても過言ではないと思います。
つまり、
脳脊髄液減少症 否定派の医師や
この病が交通事故と因果関係があっては困ると
否定し、研究を邪魔し、患者を無理解でさらに
苦しめ続ける保険会社は、
私たち国民のみならず、
ひいては、
おきさき様をも
苦しめている可能性もある。
ということです。
否定派の皆様は、
そういうことを充分理解された上で、
否定行為をされているのでしょうか?
個人のプライドや企業利益よりも
人の命や健康を第一に、
常に真摯に考え、行動するという
人として当たり前のことを
常日ごろからまじめに
実践している人や企業ならば、
今後何が起こっても
何も恐れることはないはずです。
「その否定論は、
本当に患者や被害者を思っての慎重論なのですか?」
とご自分に問うていただきたいと思います。
否定派医師たちは、脳脊髄液減少症と診断され、
治療を受けた生の患者たちに
どれだけ接し、
「患者の生の声をどれだけ聞いて」いるのでしょうか?
患者被害者に対して、
人としての血の通った対応と、
仕事上の精一杯の誠意を持って、
常に最善を尽くしているならば、
たとえ、
今後、どんな想定外のことが起こっても
何も恐れることなく、
堂々としていられるはずです。
患者や事故被害が一般国民ではなく、
相手がたとえば、
おきさき様のようなお立場の方であったとしても、
同じ否定を、
否定派の先生方も、
否定派保険会社もするのでしょうか?
それとも、
本当に、そんな病はありえない、
おきさき様がそんな病であるはずがない、
そんな病がこの世に存在するわけがない、
交通事故で、脳脊髄液漏れが起こるわけがない、
患者被害者、肯定派の医師の言っていることは
いんちきだと、
本気で思っているのでしょうか?
もし、おきさき様のような立場のお方が、
今後、脳脊髄液減少症だった、
などということが判明した際、
今まで否定していた医師たちや、
無理解で患者や被害者を苦しめ続け、
さらに追いうちをかける仕打ちをしてきた保険会社たちが、
今度はいっせいに、
手のひらをかえしたように
態度を変え、
さも、
「私は(わが社は)
今まで人命第一、患者第一で考え、
一般国民の患者、被害者に最初から理解を示し、
脳脊髄液減少症の早期発見と治療と
救済のために、
一生懸命、力を尽くしてまいりました。」
みたいなポーズだけは、
絶対にとらないでいただきたいと思います。
今までの無理解を認め、
ただでさえ、厳しい身体症状、精神症状、
それに伴う経済的な苦しみなどで、
追い詰められている患者、被害者を、
さんざん、痛めつけ苦しめ、さらにさらに精神的にも
冷酷に追い詰めた事実を認め、
すみませんでしたと、
私は全国民の患者、被害者に、
きちんと謝罪してほしいと思います。
過去記事
平成21年 2月20日 予算委員会第五分科会で、
沖縄県の
共産党の赤嶺衆議院議員が 厚生労働大臣に
脳脊髄液減少症についての質問をしてくださったようです。
赤嶺議員の国会質問は「こちらの動画」をぜひご覧ください。
(スタートから12分35秒くらいから、30分41秒ぐらいの間です。)
赤嶺議員のHPはこちら。
(質問主意書の第168国会のところをクリックしてください。)
赤嶺議員の過去の質問
それに対する町村信孝国務大臣の答弁。
この議員さんは、今までにも
脳脊髄液減少症の問題を質問してくださっていて、
心から感謝いたします。
他の多くの国会議員さんは
脳脊髄液減少症のことに関しては
あまり関心を持っていただけなかったり、
真剣に取組んでいただけなかったりする中、
本当に貴重な方だと思います。
今回動画で初めてお顔を拝見し、
そのお優しそうな印象とは裏腹に、
舛添さんや、上田健康局長に
間髪いれずにズバズバ次々と鋭い質問をしてくださり、
感心いたしました。
患者の立場に立った、
正義感あふれた鋭いつっこみに感じました。
患者の思いを代弁していただいたようで、
胸のすく思いがいたしました。
本当にありがとうございました。
皆さんも、ぜひじっくりご覧ください。
これを機会に、他の党の他の議員さんたちにも、
まだ、脳脊髄液減少症の社会問題を知らない議員さんたちにも、
脳脊髄液減少症が抱え、関与している社会問題に、
しっかりと気づいて取組んでいただきたいと思います。
けっして、まれな病に取り付かれた
一部の不幸な人々の抱えた問題ではなく、
国民全体にかかわる問題であることに、
早く気づいていただきたいと思います。
誰にでもありうるさまざまな症状や社会問題の影に、
この脳脊髄液減少症が関与している可能性があります。
本人も家族も、社会も、気づいていないだけです。
最近、
うつ病のことが、さかんにテレビで取り上げられています。
うつ病も、今から数十年前は、これほど患者は多くなかったそうです。
でもそれは、
過去にうつ病患者がいなかったわけでも、少なかったわけでもなく、
認知度が低かったために、
正しく診断できる医師も、そうと気づける患者本人も家族も周囲の人も少なかったから、
表に出てこなかっただけだと私は思っています。
それと同じことが、今、脳脊髄液減少症にも起こっていると
私は感じています。
そのことに気づいて、
ひとりでも多くの政治家の皆様に
脳脊髄液減少症の抱える問題について学んで、
ご支援いただきたいと思います。
患者が、早期に診断治療に至らないということは、
原因不明での症状によるドクターショッピングを余儀なくされることでの、医療費の増大や、
いくら異常を訴えても、「異常なし」と病人が社会に放りだされることでさらに新たに引き起こるかもしれない事故の可能性もあります。
脳脊髄液減少症が正しく診断治療されないために引き起こされる、
思考力の低下、記憶障害などの症状による失敗や、
感情のコントロールがきかない、頭が働かない、
思うように働けない、約束を忘れる、など、精神症状などで、
失業、職が続かない、
症状による人間関係の悪化や、経済状況の悪化、による、
離婚や、家庭崩壊も考えられます。
この脳脊髄液減少症の症状を抱えていては、
とても学校まで歩いて、自転車で、電車で登校すること自体が無理だし、
じっと座って学ぶことなどとても苦痛であり、不登校と判断され、本来の病気の治療とは違う方向の支援が行われる可能性もあります。
この病が早期に診断治療されなければ、
こどもたちの教育を受ける権利ですら、
奪われかねないと思います。
うつ、自殺、ひきこもり、不安障害、など、さまざまな精神的な問題、病とされている人々にも、
この病が根底にある可能性もあると
私は自分の体験から思います。
こういった社会のさまざまな問題に
脳脊髄液減少症が関与している可能性に、政治家の皆様も
早急に気づき、
国全体の問題として、
患者を早期に発見し、早期に治療し、救済することが
国の益にもなるということに、早く気づいてほしいと思います。
脳脊髄液減少症の早期発見、早期治療は
損害保険会社にも長い目で見て、
「絶対に損はない」
と思うのです。
自分の経験からも、
交通事故で脳脊髄液減少症にされた被害者が、
脳脊髄液減少症と正しく診断治療されないまま、
「異常なし」と放りだされ、
それでも、体調不良が続き、異常を抱えながら
無理して運転しているドライバーよりも、
正しく早期に診断治療して、
回復して元気になったドライバーが増えたほうが、
新たな交通事故が減る
と思います。
これは想像ではなく、
私自身の病名不明時代、
運転時に何度も加害者になりそうになったり、
自爆しそうになった恐ろしい体験と、
ブラッドパッチ治療後の
運転能力の改善の実体験に基づくものです。
この体験は、いつか詳しく書きたいと思っています。
さらに、事故被害者が脳脊髄液減少症であった場合、
早期に診断され、治療され、患者が回復して、
早期に社会復帰できれば、
あちこちの医師をめぐったり、
治ることのない、方向違いの治療や投薬を
だらだら続けることもなくなり、
事故後遺症の患者の治療にかかる医療費や、
それに伴う保険会社の出費も、減る と思います。
損はないどころか、
保険会社にとって、長い目で見て、
出費が減り、得だと思います。
そのことに、損害保険会社は早く気づいて、
脳脊髄液減少症の研究を
否定派医師を使って妨害するのではなく、
被害者患者の救済と、国と損害保険会社の繁栄のためにも、
研究が進むよう
協力してほしいと思います。
そのためには、公的研究機関(44のところをご覧ください)の
研究員も本当に脳脊髄液減少症患者を救う気持ちのある、
適切な人選にしていただく必要を感じます。
(以下、研究員に関することは
「こどもの脳脊髄液減少症HP」より抜粋させていただきます。
詳しくは、「こどもの脳脊髄液減少症ホームページの
「国の動き」というアイコンをクリックしてお読みください。)
研究班は下記のメンバーで構成されています。(青字は肯定派)
主任研究者 嘉山孝正 山形大学医学部長 (脳神経外科教授)
分担研究者 15名
(分担研究員)
有賀 徹 昭和大学教授(救急医学)
宇川 義一 東京大学講師(神経内科)
喜多村 孝幸 日本医科大学准教授(脳神経外科)
佐藤 慎哉 山形大学医学部教授(脳神経外科)
篠永 正道 国際医療福祉大学熱海病院教授(脳神経外科)
高安 正和 愛知医科大学教授(脳神経外科)
西尾 実 名古屋市立大学講師
橋本 信夫 京都大学教授(脳神経外科)
畑澤 順 大阪大学教授(生体情報医学)
馬場 久敏 福井大学教授(整形外科)
深尾 彰 山形大学教授(公衆衛生・予防医学)
細矢 貴亮 山形大学教授(放射線科)
吉峰 俊樹 大阪大学教授(脳神経外科)
吉本 智信 関東中央病院脳神経外科部長
他(研究協力者 加藤 真介 徳島大学准教授(整形外科)
「人を助ける」のが保険会社なら、
これ以上、無理解で、患者や被害者を苦しめないでほしいです。
「人を救うのが医師」なら、
患者被害者の実体験を否定して、これ以上苦しめないでほしいです。
ただでさえ、表現しがたい精神的身体的苦しみと、それに追い討ちをかけるような経済的な苦しみ、
周囲の無理解による精神的苦しみを
日々感じている患者を
さらに苦しめるような
「脳脊髄液減少症否定派の医師ばかり」で構成された、
脳脊髄液減少症研究班なんていらないです。
交通事故も、原因不明の不定愁訴も、
ブラッドパッチでの改善も、すべて実体験した
現実の患者の話を、信じず、頭から否定する医師なんて、
脳脊髄液減少症の研究員としての資格はないです。
脳脊髄液減少症研究促進と
脳脊髄液減少症患者の早期発見、早期治療と
患者救済は、
ひいては、国や保険会社や医学にとっても、
失うものより、得るものの方が多く、
国にとっても、保険会社にとっても、医学にとっても、
「絶対に損にはならない」。
このことだけは、
苦しみも
ブラッドパッチでの回復も、
すべて体験した一人の脳脊髄液減少症患者の
私の意見として世間の皆様すべてに
しっかりと覚えておいていただきたいと思います。