御嶽 <5>
今帰仁上り御嶽
御願は門中を中心に
今帰仁一帯の御嶽を巡るのが
今帰仁上り(なきじんぬぶい)である
起源は定かではないが
琉球王国王統発祥の地である
伊是名島、伊平屋島を擁する旧北山国領と
その首府があった今帰仁には
士族のルーツも多くあることが理由ではないかと考えられる
巡る御嶽や経路は門中によって多少異なるが
毎年、3年、5年、7年毎に行われている今帰仁上り(ぬぶい)
主な御嶽
* カラウカー:今帰仁グスク内
* 火の神の祠:今帰仁グスク内
* テンチギの御嶽(カナヒラヤブ。開闢2番に創られた御嶽)今帰仁グスク内
* クボウ御嶽:今帰仁グスク内
* 阿応理屋恵祝女殿内(あおりやへのろどぅんち):今帰仁村
* 今帰仁祝女殿内(なきじんのろどぅんち):今帰仁村今泊
* 共のカネー祝火の神(とぅむなはーにーのろひぬかん):今帰仁村
* 今泊の親川(えーがー):今帰仁村
* 中城(中尾次)祝女殿内(なかぐすくのろどぅんち):今帰仁村
* 今泊の津屋口墓(ちぇーぐちばか):今帰仁村
* 諸誌の赤御墓(あかうばか):今帰仁村
* 池城墓(いちぐすくばか):今帰仁村
* 大北墓(うーにしばか:または按司御/あじうばか):今帰仁村
* 白按司墓(むむじゃなばか):今帰仁村
* ティラガマ:今帰仁村
* 勢理客祝女殿内(じっちゃくのろどぅんち):今帰仁村