久米島には、三十以上の御嶽と呼ばれる祭場がある
そのほかに多数の拝所がある
御嶽、御願所には、火の神、海の神、森の神
井の神、雨の神、祖神などが祀られている
その拝所には神が依り憑く
イベと言う石碑(三つの石)が置かれている
久米島は特に火の神が祀られているのが特徴
火の神は、ティダ(太陽)を示し
天上の「オボツカグラ」のティダガミ(太陽神)を
最高の神として崇めている
また、沖縄信仰において海を神聖視し
海の東方にある異界ニライカナイの
アガリウフヌシ(東方大主)も最高神と崇めている
久米島においても基本的には
オナリ信仰と神概念は同じであるとされている