「政」は、古い時代から日本の神道において
祭祀を司る者、政治を司る者は
同じ意味であり、この「政」が一致した祭政一致といわれ
政治を、政(まつりごと)と呼んだ
古くは卑弥呼も「巫女」であり祈祷師であった
神の信託を得、執政したと云われている
平安時代にも、神職の陰陽師が官僚の役職に就き
大きな勢力を持ち政治に大きく関与したと言われている
また地方の集落においても
「まつりごと」と祭りの一致の「政」が行われ
その年の吉凶を占う、綱引きや競船などの勝敗によって
穀物の豊作、豊魚を、占う「まつり」であり神事である
執政者は、政と祭りの祭政一致で国を治めた