沖縄糸満市に、沖縄最大と言われる幸地腹(こうちはら)
赤比儀腹(あかひぎはら)(腹とは門中の意味)
共同の門中墓がある
墓地の面積、5400㎡(1600坪余り)に
本墓・仮墓が建てられている
墓地の中央に、トーシー墓(本墓)シルヒラシー四墓(仮墓)
ワラビ墓(幼児墓)・納骨堂・洗骨場などがある
東側に幸地門中の墓・西側に赤比儀門中の墓
毎年、三十~三十五体程納骨され
現在まで五千五百人以上の
先祖は祀られていると言われる
両、門中の伝統行事は正月・お盆と、最大の行事は
祖先を供養する、シーミー(清明祭)である
毎年三月から四月頃、一門が、墓前に集まり
各所帯事に、重箱詰料理とお酒、花を供えて
一同、心を合わせて御願(拝礼)をする
ウサンデー(お供え物をいただくの意味)として
供えた御馳走を皆でいただき
先祖に感謝し先祖を敬い
一門の絆を深め、門中の一員として自覚していく
現在は、幸地門中の会員は、約三千人
赤比儀門中は、約千五百人の会員を有していると言われる