伊是名島には、沖縄本島内では時代と共に伝統祭祀は失いつつあるが
伊是名島には、多くの拝所があり島全体で祭祀神事が執り行われている
伊是名島で、もっとも神聖で最高位のアハラ御嶽があり聖域として崇められ
五穀豊穣・航海安全など祈願する豊年祭を行っている
また、中田・勢理客・諸見・内花・伊是名五村(あざ)
があるが内花以外に神アサギがある
伊是名の神アサギは伝統的な茅葺き形式で貴重建造物として
有形民俗文化財として指定されている
祭祀は各集落事に、麦穂祭・海神祭・ウマチ・シヌグ・綱引き祭りなど
神アサギや神事に関わる拝所で、年中行事として行われている
伊是名島の神人
諸見の神人 ユシガミ(女性)
勢理客の神人 アマイ(男性)
中田の神人 シナドン
伊是名の神人 シドゥ(女性)、ワチガミ(男性)など他にも神人はいる
ノロ(神女)は島全体の祭祀に関わり掟神は集落の祭祀を行うが
現在伊是名島のノロは島外に在住し
掟神も不在で島の祭祀には神事には参加していないと言う?
そのため、集落の代表者や神人によって祭祀神事を執り行っている