琉球八社 <2>
琉球八社の祭神は、日本本土から勧請(分霊)したものである
安里八幡宮を除いた、全て七社、熊野三所権現が祭神として祀られている
熊野三所権現とは
熊野那智大社の祭神
熊野牟須美神・伊邪那美尊・事解之男神
熊野連玉大社の祭神
連玉之男神・伊邪那岐神
熊野本宮大社の祭神
家都御子神・国常立命である
熊野三所権現の神々は、神仏融合による、化身仏で
伊邪那美尊・事解之男神の本地仏は「聖観音」
連玉之男神・伊邪那岐神の本地仏は「薬師如来」
家都御子神・国常立命の本地仏は「阿弥陀如来」である
それから天照大神の本地仏は、十一面観音となっている
琉球八社に祀られている神々は異なっているが
安里八幡宮以外の全て七社は
伊邪那美尊と連玉之男神・事解之男神が祭神として祀られている
波上宮の境内にある、護国寺に祀られている、本地仏は
阿弥陀如来・薬師如来・聖観音である