仏教伝来 (1)
インドの地でブッタが開いた仏の教え
その仏教がインドから中央アジアを通って
中国、朝鮮半島へと伝わり、日本へ伝来してきた
その過程で、地域、在地の習俗と習合しながら
それぞれの変容を繰り返しながら
多様な仏の教えと、多種な仏教が成立していった
日本書記によると、この仏教が伝来したのは
飛鳥時代552年、欽明天皇13年に百済の聖明王により、
釈迦仏の金銅像と経論他が献上された時だとされる説と、
538年宣化天皇3年に仏教が伝えられたとされる説
このほうを支持する人が多いようである
歴史の教科書にも、この年号が載っている
その前に渡来人が仏像や経典もたらしていたとも言われている
ブッタが出現し悟り開いた仏教が
日本に伝来してくるまで、
千年以上の時がたっている