仏教の経典言語
ブッタ自身がマガダ語を使っていたということで、
上座仏教(南伝仏教)の経典は、パーリ語で書かれ、
自らの経典をブッタの直説の教えとすることから、
マガラ語と同一と見てきた
大乗仏教(北伝仏教)はサンスクリット語を
多用されて経典の言語も
サンスクリット語で(梵語)書いている
現在、インドで話されている言語(方言を含め)は
1683ありその内850言語が
日常の社会生活の中で使用されている、
インド憲法は連邦政府の公的共通語として
ヒンディーと英語の使用を限定している
サンスクリット語は連邦憲法で
22の指定言語の一つである
伝統的仏教を信仰してきた諸国、
民族は経典の使用語によって4つに大別される。
言語園
★ パーリ語~タイ・ビルマ・スリランカ・カンボジア・ラオスなど
★ サンスクリット語~ネパール・インド
★ チベット語~チベット・ブータン・ネパール・インドなど
★ 漢訳~中国・台湾・韓国・ベトナム・日本など
パーリ語園のみが上座仏教(南伝仏教)で
残る各地域は大乗仏教(北伝仏教)であると言われている