沖縄・宮古・八重山諸島の人々のルーツ <2>
沖縄列島の島々に
人間が適応出来たのは
縄文中期後半から後期以降であると言われている
10世紀頃に九州地方から、沖縄に移住したと
北里大学統計数理研究所の共同研究グループが
コンピュータで計算した結果一万年以降と推定している
沖縄本島の港川人(1万8千年前)の人骨は
琉球列島の人々の先祖ではないかと、関心を呼んだが
沖縄諸島の人々の主要な先祖ではない
可能性が高いことを示していると、推測している
また、宮古島のビンザアブ洞穴人(2万6千年前)の人骨
八重山白保竿根田原洞穴人(2万年前)の人骨が発見されているが
現在の宮古・八重山諸島の人々の
先祖ではない可能性が高いと発表している