14世紀頃、東南アジアより、インド発祥とする
製織技法が沖縄、そして久米島に伝わり
また、「堂の比屋(堂集落の長)」が中国から養蚕の方法を学び
これが久米島に広まり、絹織物久米島紬の成り立ちと伝えられている
久米島の紬は、桑の栽培から始まり、
養蚕、糸作り、手くくり絣、泥染、染料は
全て久米島島内にある物を使い
織は手投杼を用いて手織りで織り上げる
これらの技術は、琉球王国時代からの伝統を継承し伝承されていた
久米島紬は日本の紬の発祥の地と言われている
沖縄本島から奄美大島を経て、日本本島に伝わり
大島紬・結城紬・久留米絣などの元となったと言われている
久米島紬は、昭和50年に伝統工芸品として指定され
平成16年には国の重要文化財に指定される
久米島紬保存団体が重要無形文化財の保持団体に認定された