人生黄昏時

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沖縄の宗教【22】

2015年09月20日 00時02分14秒 | 日記

 祖先崇拝 <1>

沖縄は祖先の祖霊を崇拝する土地としてよく知られている

氏祖は村落、地域の守護神とされている


桜井徳太郎は沖縄独特の他界観念として

後生(グソー)観をあげ

その一例として久高島の後生観を取り上げている


久高島では墓地の入口を新後生(ミーグソー)と称して

そこを生界と死界との境界だとして

7年後の洗骨が終わると死者は真の

後生へ行って神に成ると考えていた


新後生では

死者は生前と同じ生活をすると考えているため

新後生の墓廓は現世の家屋と同じ形態を備えている


鳥越憲三郎は沖縄人の墓造りは

死後も出来るだけ居心地の良い

住家でありたいとの思いから


多額の私財を惜しげなく投じて

豪壮で大規模な墓を造っているとのべている

コメント
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