門中(むんちゅう)とは、一族・一門のことで
同じ始祖をもつ、男性血筋(父系血縁)だけを記述され
婚族は配偶者のみを記入するのが「門中系図」である
親・兄弟・叔父・叔母などは記入されない
この血縁集団は永遠に死んでも門中の一員である
同じ始祖を敬い強く意識し
強い繫がりで結びついている
父系血縁を厳格に尊守され
実子であっても女性は不適各とされ
父系縁者の兄弟の二男か三男を養子に迎え
父系血筋を守っている
門中は共同の墓を持ち
通年ごとに祭祀が行われている
春のシーミ(清明祭)には
一門揃って始祖の墓前に参り
祭祀を通して、門中の一員として
自覚し、絆を深めている